私の話�� ページ3
だって呪術界にいるから『五條』も『五条』も嫌なのだ。
別に辞めたら御三家も五条も関わりがなくなる。
幸いなことに私の父と母は呪いは見えていたが術式は持っておらず、呪術師になったことも無かったので、高専を辞めたいと言った時は二つ返事で了承を貰えた。
そして呪術師を辞めるためには方法は1つ。
『全ての呪術師と縁を切ること』
なので高専を辞める1週間前に夜蛾先生には、親の都合で高専から転校しなくてはいけなくなった、と伝え、同級生には自分から伝えたい、と言って転校前日まで黙っておいた。
そして転校前日に夜蛾先生と私が教卓の前に立つのを見て、3人が頭に『？』を浮かべたところで、明日から転校するということを伝えた。
3人の驚きように夜蛾先生はまだ伝えていなかったのか、と呆れたが、私は「言いにくくて…言うタイミングを逃してました……」とシラを切っといた。
早めに言ってはいけない理由は、早めに言ったら3人は何とか引き止めようとするから。
とくに悟くんは私と喧嘩が多いくせに私とやたら一緒にいたがっていたので、絶対に引き止められると思った。
私からすると悟くんから離れるために転校するんだから、正直言ってもう見捨てて欲しい。
転校先も"東北の方"とだけ伝え、実際は新潟に行った。
だって東北の方ではあるけど、東北地方じゃないので探そうとしても東北にはいないでしょ。絶対に見つからない。
そして高専から普通の新潟の高校に転校したその日に携帯電話をへし折って新しい物にした。
最初は全員の連絡先を消すだけでもいいと思ったが、最近の携帯はGPSだか何だか厄介なものが付いているらしかったので、念の為だ。
そして普通に高校、大学に進学し、たくさんの友達も出来た。
相変わらず呪いは見えたが、4級や3級のような、手間取らない呪いはぱぱっと祓って、それ以外は無視していた。
普通の高校で勉強をしているうちに、私には"教師になりたい"という夢が出来て、その夢を叶えることが出来た。
そして28歳。
私の就職先である高校に、かつての同級生で人生一嫌いだった男、五条悟がやってきた。
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プスメラウィッチ - 美波さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟でお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。楽しみにしてます。 (2022年1月23日 20時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - 俎板専門店まりもさん» あ、めちゃくちゃ嬉しいです…(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;) (2021年3月22日 15時) (レス) id: 1b90c873e2 (このIDを非表示/違反報告)
俎板専門店まりも(プロフ) - あ、これ好きなやつや… (2021年3月22日 1時) (レス) id: f0bf4ba122 (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - 黒井かまさん» いえいえ！！！こちらこそ見てくれてありがとうございます...(;_;)！ (2021年3月13日 15時) (レス) id: 1b90c873e2 (このIDを非表示/違反報告)
黒井かま(プロフ) - もう、題名見た瞬間これ求めてたやつだっ、てなりました。供給ありがとうございます (2021年3月11日 16時) (レス) id: 27448737b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美波 | 作成日時：2021年3月3日 1時
