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イ「ゼン、そう怖い目で見てやるな。これから話す事の要になる人だ。」
ゼ「…はい。それで、今回はなにを？」
イ「あぁ、昨日お前も見たようにナノカの属している劇団は団員に遊女の様なことを強要している。
他にも誘拐、人身売買など非人道的な悪事ばかり起こしてる輩だ。これ以上このような組織が大きくなるのは避けたい。
よって今回大掛かりの掃除をすることになった。
ナノカに協力してもらって。」
ゼ「兄上！ちょっと待って下さい！この者が信用出来るとはまだ確証がっ！！！」
イ「ゼン。落ち着け。大丈夫だ、この俺が保証する。」
あ「ゼン殿下。」
ゼ「なんだ。」
あ「ゼン殿下の仰る通り、私は殿下に信用に足るものを今すぐ提示する事は出来ません。なので、私に不審な動きや信用する事が出来ないと思ったら、監 禁するでも拷問にかけるでも切り捨てるでもして下さって結構です。」
ゼ「……俺の信用できる者を１名側につける。それでも宜しいですか、兄上？」
イ「いいが、夜は駄目だ。ナノカは俺と一緒に寝るからな。」
ゼ「なっ…。本気ですか兄上。」
イ「何を怖い顔をしている。」
ゼ「当たり前です。次期国王となる兄上がそのような」
あ「ゼン殿下、イザナは昨晩私に手は出しませんでした。本当に睡眠を取るだけですよ。」
ゼ「お前兄上を呼び捨てに…！」
イ「よい。私がそういうように言ったのだ。」
ゼ「…分かりました。ですが兄上、睡眠を取るだけなら尚更側につけていた方がよいのでは？この者が兄上の暗殺を企てるかもしれません。」
ゼン殿下はイザナが好きなんだろう。世間でいうお兄ちゃんっ子か。
……それにしても兄弟揃って真っ直ぐな目をしてる。
イ「…はぁ、そこまで言うなら良かろう。ただし、窓の外だ。お前のあの新参者なら可能だろう？」
ゼ「…分かりました。」
窓の外ってここ1階じゃないんだけど……。
只者じゃないな、少し注意しておこう。
イ「さて、ゼンが納得したところで、今回の計画を話そうか。今回はゼン、お前にも協力してもらう。」
ゼ「はい。」
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月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます！ (2018年4月24日 16時) (
レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
ぴろろんぱ(プロフ) - 月華さん» 再開してくれてほんとによかったです！これからもずっと見続けるので頑張ってください！！！ (2018年4月24日 16時) (レス) id: 6a697b7639 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - かりそめの蘇生さん» ありがとうございます！自分でもどうなるか分かりませんが、今後ともよろしくお願いします！ (2018年4月24日 15時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
かりそめの蘇生(プロフ) - 続きがずっと気になっていたので、更新再開してくれてすごく嬉しいです！これからも頑張って下さい！ (2018年4月23日 15時) (レス) id: 30c6595324 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます！コメント見て、元気をもらいました！初めての作品で拙い文章ですが、よろしくお願いします。 (2018年4月23日 12時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月華 | 作成日時：2017年8月25日 21時
