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イ「心外だな。子供心を忘れないというのは良い大人には欠かせないと感じるんだが…。」







いったい何人の人がイザナの遊びに翻弄されるのだろうか…。


まぁ、間違いなく私もその一人に入っているだろう。








あ「はぁ…先にご飯いただきますね。」








と、イザナの手を離して席につこうと思っていた
ら、イザナは私の椅子を引き、私を座らせてから向
かいの椅子に座った。


そこは紳士なのか…。









イ「さぁ一緒に食べよう。いただきます。」









あ「……いただきます。」









朝食はとても美味しかった。さすが王城だ。材料もコックも一味違うのだろう。









美味しい朝ご飯を食べ終えて、イザナと二人で一息ついていると








イ「A。」









あ「はい。」









イ「食べ終わってすぐでなんだが話がある。」









あ「はい。私も聞きたいことがあります。」









イ「まぁそれは、ゼンが来てからと思っているのだが…。」









あ「ゼン王子ですか…。」









イ「あぁ、まぁこれから自分で見極めることだな。」









あ「…はい。」









イ「…それと、お前の本名はまだ俺以外に言うな。」









あ「何故ですか?」









イ「今回の件は出来るだけ内密に行う。臣下や貴族

の中にもあちらの仲間がいる可能性があるからな。

そんなとき、お前のことをナノカ以外の名前で呼ん

でいるとなると、不審がられるだろう。」









あ「なるほど、分かりました。」









イ「まぁ、お前の本名を俺だけが知っているという優越感に浸っておきたいというのもあるが。」









あ「えっ、それどういう意((コンコンッ))…。」




((兄上、ゼンです。))









イ「入れ。」









ゼ「失礼します。ご用件とはいったい…。」









イ「あぁ、まぁナノカの横に座れ。」









ゼ「……はい。」









なぜかゼン殿下から疑り深い目で見られているような気がする。

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設定タグ:イザナ , オビ , 赤髪の白雪姫   
作品ジャンル:アニメ
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月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます! (2018年4月24日 16時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
ぴろろんぱ(プロフ) - 月華さん» 再開してくれてほんとによかったです!これからもずっと見続けるので頑張ってください!!! (2018年4月24日 16時) (レス) id: 6a697b7639 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - かりそめの蘇生さん» ありがとうございます!自分でもどうなるか分かりませんが、今後ともよろしくお願いします! (2018年4月24日 15時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
かりそめの蘇生(プロフ) - 続きがずっと気になっていたので、更新再開してくれてすごく嬉しいです!これからも頑張って下さい! (2018年4月23日 15時) (レス) id: 30c6595324 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます!コメント見て、元気をもらいました!初めての作品で拙い文章ですが、よろしくお願いします。 (2018年4月23日 12時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月華 | 作成日時:2017年8月25日 21時

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