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イ「あぁ、メイドに朝の支度の用意をさせた。行ってこい。着替えたら、俺の部屋で朝食だ。」
あ「えっ、一緒に食べるのですか？」
イ「あぁ、そうだが？何かまずい事でもあるのか？」
あ「いやっ、問題もなにも…。はぁ、私イザナの事が少し分かったかもしれません。」
イ「そうか、それは良かった。」
その後メイドに着替えを手伝ってもらうのだが…。
あ「……これ、何？」
用意されてる服がほぼドレスなのだ。動きにくそう…。
他に着替えがないので、仕方なくそれを着る。
するとメイドさんがメイクに髪のセット、イヤリングにネックレスと、どこのお姫様だっていうくらいに飾られた。
普通はこんなことしないだろう。全ての金額を考えると頭がクラクラしてくる。
しかもドレスの色は白だ。
汚さないように気をつけないと。
なんて一人で考えていると、イザナが待っているからとメイドに急かされた。
イザナの部屋の前に立つ。何故か緊張してしまい、胸に手を置いて、心を落ち着かせようと試みる。
が、一向に治まらない…。
冷静になろうとすればするほど心配事が増えていく。
ちゃんと似合っているだろうか、礼儀作法はどうだったっけ。
まずなんて言えば？お待たせしました？それともドレスありがとうございます？
なんてただひたすら葛藤していると、目の前の扉がガチャリと開き、イザナが出てきた。
あ「あっ……。えっ……。」
イ「…いつまでそこにいる気だ？」
あ「あ、はい、すいません、入ります、失礼します。」
頭の中真っ白なまま部屋に入ると、イザナに頭を撫でられた。
イ「そんな緊張するな。キスをする仲だろう？」
確かにキスはされたがそれは額にだっ！！！
この人は人を弄ぶのが好きなのだろうか。
困った人だ…。
あ「か、からかわないで下さい！」
イ「はははっ、すまないすまない。さて、朝食を食べようか姫君？どうぞ御手を。」
あ「…どうもありがとうございます。王子。」
……のってみたけどちゃんとあっているのだろうか。
いや、どうやらイザナの笑いのツボを刺激してしまったらしい。口を手で抑えて笑いを堪えている…堪えきれてないが……。
あ「イザナって、子供っぽい所もあるんですね、驚きました。」
イ「心外だな。子供心を忘れないというのは良い大人には欠かせないと感じるんだが…。」
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月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます！ (2018年4月24日 16時) (
レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
ぴろろんぱ(プロフ) - 月華さん» 再開してくれてほんとによかったです！これからもずっと見続けるので頑張ってください！！！ (2018年4月24日 16時) (レス) id: 6a697b7639 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - かりそめの蘇生さん» ありがとうございます！自分でもどうなるか分かりませんが、今後ともよろしくお願いします！ (2018年4月24日 15時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
かりそめの蘇生(プロフ) - 続きがずっと気になっていたので、更新再開してくれてすごく嬉しいです！これからも頑張って下さい！ (2018年4月23日 15時) (レス) id: 30c6595324 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます！コメント見て、元気をもらいました！初めての作品で拙い文章ですが、よろしくお願いします。 (2018年4月23日 12時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月華 | 作成日時：2017年8月25日 21時
