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イザナの事だ冗談ということが冗談だったりするのだから堪らない。ゼンさん、ごめんなさい...。
部屋を移動して、イザナと向かい合って食卓に座る。
出されてきた料理を頬張りながらイザナと話をする。
イ「今日もいつもと変わりなく、あの娘のところか？」
・・
あ「そうです。白雪さんのところです。オビと一緒に。」
イ「そうそう、白雪だったな。ところで、何故あやつは呼び捨てなのだ？」
あ「......オビの事ですか？」
イ「あぁ、そうだ。」
あ「...名前で呼ばれないのですね、イザナは。」
イ「まぁな。それで？」
あ「何故と言われても、オビに全てを話したからです。」
イ「全てというと、名前から昔の劇団での話か？」
あ「はい。それに私が劇団に来るまでの経緯を。」
イ「...それはまだ俺に話していないやつだな？」
あ「はい。そうですが「何故だ。」...えっ？」
イ「何故俺より先にあやつに話していると聞いている。」
あ「何故と言われても...そうですね、言うなればオビが裏の世界にいたことがあるから...ですかね。」
イ「...では、オビを好いているという訳ではないのだね？」
あ「好き...？その好きが恋愛感情を表しているのだとしたら、多分違いますね。まだ出会って６日で
すよ？まだまだわかりません。」
イ「そうか...。ならいい。」
しばらく沈黙が続く。
あ「あの...聞かれないのですか？私が劇団に来るまでの経緯を。」
イ「いや、いい。.....違うな、聞かないんじゃない。もう既に知っているんだよ、ナノカ。」
あ「えっ。知っているって、私話してないのに。」
イ「あぁ、私も少し思う事があってな。お前の父と母の事を調べているんだよ。だから、少しお前の
過去を知っている。」
あ「私の父と母を...。あの、分かったことがあったら教えてくれますか？」
イ「あぁ、分かった。だがそれは、今回の計画が成功してからだ。今晩、梟を使って団長に明後日か
ら３日間、私が不在になることを伝えなさい。作戦開始だ。」
あ「はい。気を引き締めていきます！」
イ「あぁ。よろしく頼むよ。」
朝食が終わった後、身支度を整えて薬室に向かった。
〜薬室〜
ガラッ
あ「おはようございます！」
ガ「おはよう、ナノカくん。」
あ「ガラクさん...と、あれ？白雪さんとオビはどこかに行ったんですか？」
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月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます！ (2018年4月24日 16時) (
レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
ぴろろんぱ(プロフ) - 月華さん» 再開してくれてほんとによかったです！これからもずっと見続けるので頑張ってください！！！ (2018年4月24日 16時) (レス) id: 6a697b7639 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - かりそめの蘇生さん» ありがとうございます！自分でもどうなるか分かりませんが、今後ともよろしくお願いします！ (2018年4月24日 15時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
かりそめの蘇生(プロフ) - 続きがずっと気になっていたので、更新再開してくれてすごく嬉しいです！これからも頑張って下さい！ (2018年4月23日 15時) (レス) id: 30c6595324 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます！コメント見て、元気をもらいました！初めての作品で拙い文章ですが、よろしくお願いします。 (2018年4月23日 12時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月華 | 作成日時：2017年8月25日 21時
