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ミ「それもそうだなって納得しそうだけどちょっとまて、それってただ単に木々が俺に冷たすぎるだけじゃないか?」
木「………。」
ミ「…無視。」
ゼ「さて、沈んでるミツヒデは放っておいて、第二王子のゼン・ウィスタリア・クラリネスだ。ゼンって呼んでくれ。」
あ「…あのっ、皆さん『さん』付けで呼ばせて下さい。」
ゼ「…あまりそういうのは好きじゃないんだが、何でだ?」
あ「…事が終わるまでは。けじめです。」
私だけ本名言ってないので申し訳ない。
ゼ「分かった。皆もそれでいいな!」
オ「まぁ、主がいうなら。」
ミ「俺は構わんよ。白雪にもそう呼ばれてるし。」
木「私もそれでいい。」
白「私も大丈夫です!」
ゼ「よし、そういう事だ!あ〜オビ!今日からお前をナノカの側につける。朝から夕方まではナノカを白雪と行動させるから、問題ない。」
オ「分かりましたー。じゃ、お嬢さんとナノカ嬢いこっか。」
ゼ「あ、忘れてた。オビ、ナノカは兄上の所で夕飯食べて寝るから、今日からお前は兄上の所で夕飯食べて、夜はナノカの寝所の窓の外の木で寝ろ。くれぐれも落ちんようにな。」
オ「えぇ!?!?なんですかそれ!超過勤務じゃないですか!」
あ「ごめんなさい。オビさん。」
オ「えっ!いや、別に。…主!説明して下さいよ!」
ゼ「はぁ、分かった。皆、俺の机に集まれ。あ、周囲に人が居ないのを確認してからな。聞かれたらまずい。」
木「特に誰も居ないみたい。不審なものもなし。」
ミ「こっちも同じだ。」
オ「こっちも大丈夫そうですよ、主。」
ゼ「分かった。じゃ、近くにこい。」
オ「分かりました。」
ゼ「よし、話すぞ。昨晩来たナノカが属してる劇団を覚えてるな?そこの劇団の団長が裏で良くないことをやっている。」
オ「例えば?」
ゼ「誘拐、人身売買等だ。そこで、一週間後兄上とその掃除を計画している。」
ミ「なるほど。」
ゼ「その協力者がナノカだ。本人の前で言うのもあれだが、ナノカを信用できる確固たる証拠がない。そこでオビに監視及び警戒に入ってもらおうと…。」
オ「つまり俺は監視及び警戒対象に初っ端から素を見せたと…。」
ゼ「…すまんな。でもまぁ、一応だ。仲良くなって損はないぞ。」
オ「つまり仲良くなって構わないと…。あ〜良かった!これから警戒に入れとかだったらやりずらいことこの上ないですよ。」
ゼ「ちゃんと仕事はやれよ?」
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月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます! (2018年4月24日 16時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
ぴろろんぱ(プロフ) - 月華さん» 再開してくれてほんとによかったです!これからもずっと見続けるので頑張ってください!!! (2018年4月24日 16時) (レス) id: 6a697b7639 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - かりそめの蘇生さん» ありがとうございます!自分でもどうなるか分かりませんが、今後ともよろしくお願いします! (2018年4月24日 15時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
かりそめの蘇生(プロフ) - 続きがずっと気になっていたので、更新再開してくれてすごく嬉しいです!これからも頑張って下さい! (2018年4月23日 15時) (レス) id: 30c6595324 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます!コメント見て、元気をもらいました!初めての作品で拙い文章ですが、よろしくお願いします。 (2018年4月23日 12時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月華 | 作成日時:2017年8月25日 21時