第一章 出会い ページ2
ガラガラガラガラ ゴトンッ
番「止まれっ！！！」
どうやら関所に着いたようだ。団長の声がする。
長「私達は旅をしている劇団でして〜〜。ウィスタル城で公演をしに〜〜〜。」
団長が手続きをし、荷物検査を行うため、一旦馬車を降りた。
空を見上げる。今の季節は春、澄んだ青空にぽっこり浮かぶ白い雲。
軽やかな風が草花の匂いを運んでくる。
長く馬車にいたからか、太陽が眩しくてクラッとする。
あ「まぶしい…でも、慣れてくると気持ちぃな〜。」
私にはすごく綺麗な世界に見えた。クラリネスの人達はこの空気のように澄んだ心をしているのだろうか。
長「行くぞっ！馬車に戻れ！！！」
あ「……。」
もう、行かなければならないようだ。寂しさが体の中で疼く。
人に気付かれないように溜息を吐いて、馬車に乗った。
〜数日後〜
ウィスタル城に辿り着いた。けっこう大きな国だ。
城もかなり大きい。
綺麗な造りの城に見惚れていると
長「おい、ナノカ！これから、ここの第一王子と第二王子に謁見するから付いてこい。」
あ「はい。分かりました。」
第一王子と第二王子…。どんな人だろうか…。
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月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます！ (2018年4月24日 16時) (
レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
ぴろろんぱ(プロフ) - 月華さん» 再開してくれてほんとによかったです！これからもずっと見続けるので頑張ってください！！！ (2018年4月24日 16時) (レス) id: 6a697b7639 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - かりそめの蘇生さん» ありがとうございます！自分でもどうなるか分かりませんが、今後ともよろしくお願いします！ (2018年4月24日 15時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
かりそめの蘇生(プロフ) - 続きがずっと気になっていたので、更新再開してくれてすごく嬉しいです！これからも頑張って下さい！ (2018年4月23日 15時) (レス) id: 30c6595324 (このIDを非表示/違反報告)
月華(プロフ) - ぴろろんぱさん» ありがとうございます！コメント見て、元気をもらいました！初めての作品で拙い文章ですが、よろしくお願いします。 (2018年4月23日 12時) (レス) id: 76bcbfb3bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月華 | 作成日時：2017年8月25日 21時
