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飲み会の後は二次会に行く奴も帰る奴もいて
その場で解散になった。
俺はAとさっき話した店に向かって歩き出した。
Aを口説いてた奴を横目にちょっと優越感。
「ここから近いの？」
「わりと近いよ、もう少しかな」
横を歩くAをチラッと見たら案外小さい。
思わず頭を手の平でムギュッと押してしまった。
「？！えっ、なに？」
Aが驚いて俺を見上げる。
そりゃそうだよな。
「ごめんごめん、なんかAの頭見てたらつい」
「頭？そっか、弟者くんから見たら
私の頭丸見えか〜」
おかしそうに笑うAと肩を並べて歩いてたら
目的の店に着いた。
「ここ」
入口のドアを開けAを先に中に通す。
「なんか大人って感じのお店だね」
「そう？Aあんまこういう店来ない？
あ、2人です」
店の中を見回すAはあんまりこういう店
来ないみたい。
空いてるカウンターに座ってメニューを渡す。
「うーん･･･よくわかんないのばっかり」
「あんまお酒飲まないんだっけ？どんなの好き？」
想像通りというかやっぱお酒あんま飲まないんだな。
「甘いのかな、お酒強いのはちょっと･･･」
「そうなんだ、じゃあ甘くて飲みやすいやつ
作ってもらおう」
店員さんを呼んで注文をしてからAを見た。
(めっちゃ真剣･･･)
よく分からないドリンクの名前を眺めてるA。
(手ちっちゃ･･･)
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作者名：そすんさー | 作成日時：2017年10月13日 22時
