東京旅行【サグワside】《聖夜さんリク》 ページ17
マ「次でラストね!」
「よし…!」
相「もうー?俺もっとAとの絡み欲しかったな」
へ「えぇ〜、俺も」
サ「それ言ったら俺なんかAと全く絡み無かったんだけど!意味分かんない!」
マ「これは運ゲーだから笑」
親方が馬鹿にしたような感じで俺の肩を叩く。
自分がAの膝の上乗れたからって…!!
すっかり疲弊しきったAの手に握られた割り箸のくじを引いて溜息をついた。
…はぁ、王様じゃなかった…。
せめて王様になって皆をめちゃくちゃな目に遭わせてやろうかと企んでいたものの、そうはいかなかったらしい。
マ「王様だーれだっ!」
へ「はいっ!!」
「まぁじかっ!」
マ「絶対こいつやべーじゃん笑」
へ「じゃあ、5番が2番に愛の言葉を囁いた後にキス!!」
マ「5番どなた?」
自分のくじに目を落とせば、雑に書かれた「5」の数字が目に入った。
先程よりも大きく溜息をついて挙手。
サ「…俺だぁ」
相「凹みすぎ!笑 カメラカメラ!カメラ気にしてよ!?」
マ「お前ほんとに顔やべぇぞ笑」
へ「2番〜?」
へきほーがきょろきょろしながら俺の相手を探し始める。
…ん、さっきから誰か1人喋ってない気がするけど。
「……泣きたい」
サ「………マジ?」
マ「はぁぁぁぁ!?!?!?」
相「最後そうきたかーー!!!笑」
割り箸が宙に舞い、それを皮切りに全員が大声を上げた。
落ちたAのくじを見ると、そこには紛れもない「2」の数字が。
心臓が大きく跳ねる。
サ「へきほー、ほんとによくやった」
へ「命令ミスったー!!!」
マ「普通にむかつくんだけど!!」
相「今年の運気全部使い果たしたな」
「締められる……」
ごちゃごちゃ言う大人達を無視して、放心するAを胡座の中に入れ腰に腕を回した。
相変わらずほっそ…
ふわふわで柔らかい髪に指を通しながら耳元に唇を近づける。
サ「すき」
たった一言だけど、Aに俺の想いが伝わればそれでいいや。
真っ赤に染まったAの耳に小さく音を立ててキスを落とした。
━━━━━━━
「…」
サ「耳あっか笑」
「誰のせい」
サ「Aちゃんこわ〜い、怒らないでよ〜笑」
「ファンの皆さん本当に申し訳ありません、もう二度と仲間家来ないんで安心してください。」
サ「それは無理。…LINEの通知切っとこ〜」
マ「…」
へ「…」
相「…」
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むめ(プロフ) - 優さん» ありがとうございます(;▽;)嬉しいです(;▽;)更新めちゃくちゃゆっくりですが、どうぞお付き合いください(;▽;) (2019年1月2日 20時) (レス) id: 31725d356a (このIDを非表示/違反報告)
優 - めちゃくちゃ好みの作品です!更新頑張って下さい!応援してます! (2018年12月28日 14時) (レス) id: b364b26750 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - むめさん» 全然大丈夫です! (2018年9月9日 21時) (レス) id: d9dc425cfd (このIDを非表示/違反報告)
むめ(プロフ) - いちごみるくさん» リク了解しました!!ドラマとかそんな感じでも大丈夫でしょうか...??( ´艸`) (2018年9月9日 16時) (レス) id: 31725d356a (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - リクエストいいですか?てつやと2人で買い物に行って車が赤なのに突っ込んできて、てつやがひかれそうなところをたすけて代わりに引かれてしまう、そして記憶喪失になる的なのできますか?記憶はそのうち取り戻す的な感じで、お願いします! (2018年8月28日 20時) (レス) id: d9dc425cfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むめ | 作成日時:2018年6月15日 1時