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200話 ページ10

noside

その後、兄弟喧嘩は((((名前1))))の一撃で集結し、
コンスが乾杯の音頭を上げる。


コンス「それでは〜?
  支部長奪還任務達成‼ お疲れ様でしたー!」



カンパーイ


陽乃芽(あれ⁇ 送別会の筈じゃ…?)


稲羽「お、このワイン美味っすねー‼」

((((名前1))))「良い酒だな。」

コンス「お!2人ともわかる⁉」


未成年(イムと桐谷除く)は土産のザクロジュースをいただく。

桐谷「ジー。」
ラト「Σ‼//」

桐谷「なんかこのお嬢さん見てて割と大事なこと忘れてる気がする。」
((((名前1))))「何だろう…、とてつもないことを忘れてる気がする…。」


2人揃って頭を抱え始める。










桐谷side

いやー、そういえばだね。
このラトちゃんて言う人、誰かに似てて極度な犬嫌いだったと思う。



うーんとね。


アヌ「お姉さーん♡」

あ、思い出しそう。


アヌ「オイラの可愛いおもちいかがですかー⁇」


たべてーの波動が凄いぞ、アヌビス君。


ラト「」


ん?


アヌビス→番狼→狼→犬科→犬

ヤバイな。







『織神の衣』‼!



俺は瞬時にアンクのタイ飾りを外す。


『魔力無効化』‼!



こんなところで軍神の力を使われたらたまったもんじゃない。
と言うことで無効化させてしまった。


イム「シンの魔法か。」

桐谷「懐かしいだろ? 使うのはあの時以来だけどな。」


俺の肩に一羽の炎の鳥が止まる。


陽乃芽「兄さん、その鳥は?」

桐谷「ん?俺の精霊。
  セクメトの親父だよ。」


あり?神官組が固まっちゃた。

晴吾君みたいな戦闘スタイルもできるだけどね。


((((名前1))))「ラト先輩は落ち着いてください。子供の頃に犬に噛まれたトラウマはわかりますが、この子は半人前とはいえ神様です。」

ヘテプの言葉でようやく落ち着く彼女。

あぁ、ヘテプが昔世話になってたとこの娘さんか。



((((名前1))))「ささ仕切り直しましょう。
  とりあえず、気晴らしに私が一芸をお見せしましょう。」

え?何する気なの⁇


ヘテプの体がモヤに包まれる。


皆、いきなりで驚く。
これは変身魔法に近い荒技だな。


モヤが晴れるとそこには男体化したヘテプがいた。

えー、何する気なんですか?
ヘテプさん。





様子を見守ると少し発声練習してた。


((((名前1))))「ヴうん‼よしできた。」


何が?





((((名前1))))「『今夜は返さないぜ?子猫ちゃん…』」

パシン

201話→←お題:『曙桜』



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作者名:not厨二病者 | 作成日時:2020年3月30日 18時

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