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219話 ページ35

墓参りをしたら、土産屋に行った。

晴吾君、値切りすぎだよ…。
というかボールペン値切りは人によっちゃ失礼だからな…。


なんかイムの帽子が覆面みたいになってなってきてる。

陽乃芽「へ…“変態”した…。」

八上「心配を通り越して面白くなってきましたね。」


あれに似てね?
鬼○の冷徹の猫好…((空丸「それ以上喋ったら頭にタライ落としますよ?」

桐谷「おっと、君も猫だったね。
  というかこっちの言葉は普通に話せんだ。」
空丸「日本語は主に少ししか教わらなかったので…。まぁ今は普通に話せますけどね?」



おやおや若いの話し込んで…、青春だね(キラン。


空丸「貴方は何故エジプトに居た時に主と暮らさなかったんです?
  それに日本でも、同じ大学だったんでしょ?」


………。
なんと答えるべきやら、でも言えるのはこれだけかな…。

誰にも喋らないのかと聞けば力強くうなずいた。



桐谷「俺達が異界の神であることを話したよな?」
空丸「はい。」


桐谷「俺らは2人で1人の神にして対になるように生まれ、別々に育てられた。
  そして決して出会うことはなかった。出会ったらいけなかったんだ。
  もし出会って喧嘩したら…、当時の最盛期の力だったらこの星なんて一瞬で『バン』‼だな。」


空丸「それほどの力を…。」

桐谷「まぁ万が一、出会ってしまった時の対策として呪いがかかってんだよ。」

空丸「呪い? でも貴方は魔法を無効化できるんじゃ…?」


そう。俺は太陽神(こいつ)を受け入れる前はそれができた。
それはあくまで魔力が覚醒していたからだ。
あとできない理由があった。

桐谷「できない理由もあったんだよ…。」



だから俺は神を殺したい。

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作者名:not厨二病者 | 作成日時:2020年3月30日 18時

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