215話 ページ31
忘れてた、いけないイケナイ。
((名前1))「ちょい待ちなさい。」
稲羽「ん？どうしたんスか？」
私は鞄から上着と帽子を取り出す。
((名前1))「陽乃芽ちゃん、大昔は別に気にしないけど今の文化圏じゃあまり肌の露出は良くないからこの上着を着ときなさい。ちゃんと通気性抜群のだから。」
昔の人なんてほぼ全裸だったし。
ジェゼルとか、イムホテプとか、兄さんとかも寝るときは裸だったもん。
((名前1))「姫子ちゃんはちゃんと帽子を被りなよ？
日差しが強いんだから。」
帽子を被らせる。
((名前1))「白ちゃん？ ここは砂浜じゃないんだから砂漠をビーサンなんかで歩くと大変だよ？」
とりあえず熱中症と熱射病の注意をして終わらせた。
晴吾？
なんか朝早起きしてエジプトについて勉強してた。
桐谷「へ…ヘテプが先生っぽい、だと…⁉」
オメェを殺しやろうか…あ”？
コンス「((名前1))ー‼ いくよー‼」
((名前1))「はーい‼」
桐谷「俺らも行こうか。
記憶のある限り案内してやるよ。」
・
なんかよくわかんないけど、ラト先輩達にコンス先輩と一緒に追い出された。
遊んできなさいって…、私もう酒飲める歳なんですけがねー…。
コンス「…………。」
オイ、沈黙怖ぇーよ！
((名前1))「とりあえず、その辺散歩して暇潰しますか？」
コンス「うん、そうしよっか。」
うーん、本部行く時にラト先輩のご実家を寄るべきだろうか…。
グゥうううううううううううううううううう
お腹空いたなぁ…。
オイ、アホコンス。笑うなや。
コンス「何処かで早めのお昼ご飯食べよっか？」
((名前1))「先輩、笑ったんで先輩の奢りでお願いします。」
コンス「えぇえ〜。
別に良いけど。」
頭を撫でられながら、何処かお昼が食べる場所を探して歩き出した。
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作者名：not厨二病者 | 作成日時：2020年3月30日 18時
