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211話 ページ22

電話が繋がり、こぶしから言われたのは家の事情でパーティーに出れなくなったこと。
彼女も今回の送別会(?)に招待していたのだ。


電話の向こうから聞こえたのは銃撃音。


桐谷「ああ、そういえばこぶしちゃん家とどっかの組が抗争してたんだっけ。」←把握済み

これ以上は触れてはいけない領域である。



陽乃芽はもう泣き叫ぶと同時に桐谷に八つ当たりする。


桐谷「Σちょ⁉お盆で殴んなよ⁉」
陽乃芽「バカァ‼(大泣き」
桐谷「俺のせい⁉ まぁ俺のせいでもあるけど、ちゃんと止めたよ⁉」
陽乃芽「うるさい‼ アホドリ‼」
桐谷「Σ酷くね‼?」


((((名前1))))「んじゃ、私らはここらでお暇させてもらうよ。
  ほらハルちゃん、立ちなよ。」


晴吾に肩を貸して立たせる。


イム「お前達までエネアドの怒りを買う必要はないからな。
  いざという時は捨てて逃げろ。」

晴吾「逃げるかよ。」




晴吾「あのムカつく神様に信頼が置けねぇのは俺達も同じだ。
  家族を守るために…、この目で上を見て確かめる。」


まだコンビも解消されていないと言われるとイムホテプは嬉しそうにする。

桐谷「イム、照れてるね〜…って痛い痛い‼
  イムまで俺を殴んの参戦しないで‼? 死んでも生き返るけど、痛いの嫌なんだからね‼ 」

((((名前1))))「そのまま殴られてれば?」

桐谷「酷くない⁉ あ、あと晴吾君。
  家で獣になっちゃダメだよ⁉ 俺がある人物に半殺しにされるから‼」




コンス「はーっ、面白い!
  では2人ともまた明日お迎えにあがりますね。」



イムホテプにコンスはささやく。


コンス「よかったですね、まだ一緒にいられて。」












((((名前1))))はその後晴吾を抱えて帰宅する。


((((名前1))))「あーあ、重たいなぁ…。
  普段の筋力じゃ成人男性をマンションまで連れてくのに一苦労だよ。
  空丸も抱えてるしさ。」


とりあえず、それぞれの寝床に寝かせて晴吾の代わりに旅行の準備し、シャワーを浴びる。



その美しい裸体には肩から脇腹までの傷が現れる。


((((名前1))))「はぁーっ、私はいつまでここ(・・)にいられるのかな…?」



シャワーの栓を閉めて、寝巻きをきてベッドに潜る。



((((名前1))))「んで? いつまでそこにいるの?」




「ジェゼル?」

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作者名:not厨二病者 | 作成日時:2020年3月30日 18時

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