【Im～イム～】白翼の乙女《第6章》 (ページ21)

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210話ページ21

イムホテプは3000年前のこと、地獄門のことをエネアドに吐かせると決意する。

陽乃芽(なんか…
　スゲェ会話に混ざちゃった…(汗)
　 …って言ったって私には関係ないし…。)

桐谷「博士。あのこと陽乃芽に話さなくていいんですか？」

イム「…は？」
アヌ「え？」
陽乃芽「……お父さん？」

桐谷「秘密はいつかはバレますよ？
　話せるうちに話した方がお互いの心に傷を残さなくて済む…。」

ね？と振り向くそこに陽乃芽の父がいた。

イム「何のことだ⁉シン‼」

陽乃芽は父を揺さぶる。

陽乃芽「何…⁉ なんなのお父さん…⁉」

桐谷「俺は巻き込む気はないけどさ、俺の馬鹿弟子が勝手にやりやがったんだよ‼
　俺は一応止めました。」

羽羽方麻柊は拳を握る。

羽羽方「黙っててゴメン…陽乃芽ちゃん…。」

羽羽方「パパ‼
　アメン神官団に入団することになりましたーー‼!」

全員「「「「「⁉」」」」

陽乃芽「……はぁ⁉」

入団にハイテンションな父親に待ったをかける。

神官達は秘密結社と言われて微妙な顔をする。

((((名前1))))「秘密結社って…(汗)」
桐谷「似たようなもんだろ…。」

入団についての経緯を話すがその下りは全く持って関係なかった。

要はコンスがアメン神官団には神官職だけでなく一般事務員もあり、それを聞いて「やりたい‼」と懇願し、1ヶ月限定のアルバイトをすることになったようで…。

桐谷「ちなみに紹介状は俺が書きました。
　ちなみに日本支部の皆の分もあるよ。」

さらに驚愕の事実。

桐谷「コンス君が書くよりも俺が書いた方が下手したらそこら辺の上位よりも優遇されるしね。」
コンス「ということ～。」
((((名前1))))「え？それ私の時なかったんだけど…。」

陽乃芽「待ってよ!
　じゃあ私1ヶ月どうすればいいの⁉」

イムホテプと桐谷は帰国、父親も1ヶ月それに同伴。
つまり家で1人留守番……

羽羽方「フフ、陽乃芽ちゃん明日から夏休みだろ？
　今年の夏は、エジプト旅行だ‼!」

その手に握られているのは2枚のチケット。
しかも明日発。

パーン

メガネごとチケットが吹き飛ばされる。

イム/桐谷「「パパーッッ‼‼/お父さんー‼‼」」

陽乃芽「ふッッざけんじゃないわよぉーーーーーー‼?」

どうやら、夏休みはこぶしと遊びに行く予定だったらしい。

買ったものはしょうがないとこぶしに連絡を取る。