【Im～イム～】白翼の乙女《第6章》 (ページ18)

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207話ページ18

ようやく桐谷の(恐怖の)手から抜け出したコンス。

コンス「え?マジで？
　それホント稲羽君…⁉」

その場にいた面々は肯く。

陽乃芽「あ、そういえば‼
　えっと先生の息子さんの…セケムケトさん？」
((名前1))「産んではないけどね。」

陽乃芽「なんか神が～という気になる部分でいつのまにか家にいたんです‼」

それはおそらく空丸が超能力で陽乃芽をここに転送したのだろう。

イム「異界とはどういうことだ？」

・・・・・

((名前1))side

はてさてどうしたものか…。
帰りたい、土に埋まりたい。ていうか、駄作者が伏線張りすぎてんだよ。

2つ3つに絞れ。

そんな現実逃避をしていたら、姫子ちゃんが私に抱きついてきた。

姫子「((((名前1))))お姉ちゃんは隠し事なんてないですよね…(ｳﾙｳﾙ)」

誰だー⁉こんっないたいけな少女にこんな必殺技教えたドアホはー‼?
上目遣いからの涙目なんてな、上級テクニックなんだよ‼

悪い虫が寄ってきちゃうでしょうが‼どう責任をとるんだー‼?内閣総理大臣‼

あ、手解きたくても気持ち的に解けねぇ。

桐谷「え?コレ？話さなあかん系？」

皆一斉に頷かんといてヤーっ‼

何気にハルちゃん酔い覚めたね‼良かったね‼

ああ逃げ道無くなったよ、空丸なんぞ元気になりすぎてアヌビス君を獲物にロックオンしちゃってるしね！相棒よ、助けろよ‼

畜生‼あの小僧、次あったら氷漬けにしてくれる‼

復讐を改めて決心した。

兄さんの方を見る。

冷や汗がダラッダラ。

ここまで焦ってる兄さんは初めてだね。

桐谷「うーん…話すのは構わないんだけど、そう簡単に答えを教えるのは気が引ける。」

あ、この人根っから教師気質だったわ。←元高校の教師

桐谷「俺達、シンディシとヘテプヘルネブティが元々異界………、別の次元の神であったことは肯定しよう。だが『創世九柱神(エネアド)』が治めるこの世界に本来存在しない者であるとだけ伝えておこうかな。これ以上の情報公開は俺のポリシーに違反する。」

そっと兄さんは人差し指を口に近づける。

割と言ってません？

コンス「((名前1))…君も神なんだね…？」

((名前1))「ええ。と言っても、兄さんの記憶操作の魔法で当時の記憶は無かったけどなぁ。」

声が怖い？
知るかボケ。←

とりあえず、腹立ったから常人なら目に見えない速さで左目に収まってる義眼を抜き取った。