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205話 ページ16

料理が食べ終わり、陽乃芽と桐谷は片付ける。
空丸と稲羽も運ぶのを手伝う。

コンス「料理美味しかったーー♡」
イム「俺もパパ殿のご飯大好きぞ。」

((((名前1))))「ほれとっと起きな、バカ晴吾。」
八上「ちょ、((((名前1))))お姉ちゃん‼」

晴吾「ゔ…。」




イム「ところで八咫支部長のその後は?」

コンス「お元気ですよ!
  洗脳されていた神官も全員復帰して、支部長は今回の騒動の件で本部からの対応に追われています。」

((((名前1))))「この前、超高速で判子押してて音がすごかった。
  もう千切りだよ。」

稲羽「ったく、もっと体を労りやがれってんだ‼」

コンス「ははは。」

桐谷「まぁ、原因は俺にもあるからねぇ、
  文句言う奴、ここ数日で全員とお話(・・)してきたよ。」

((((名前1))))「目が堅気じゃないよー。」

桐谷「お黙り‼」


((((名前1))))に容赦ない拳骨が落ちる。


イム「今度の件…、クレオパトラは支部長の中のマガイが“マガイ・セト”だと確信して接触してきたな。」


イムホテプは神官団の上層部や本人ですら知らなかったマガイの正体を知っていた。
敵は全てのマガイの情報を把握しているのではと仮説を立てた。



コンス「まだわかりません。」

コンスも気になったことがあるらしい。

何故、上層部のほとんどは「過激派」なのに八咫支部長はなんともなかったのかと。

コンス「体内にマガイがいるなんて知れば問答無用で処刑するのがあの連中だ。
  なのに支部長の周りは不自然なほど平穏だった(・・・・・)


過激派を黙らせる力を持ったものが黙らせた、
しかしその「神」が許すはずがない。

何故なら、全マガイの殲滅・マガイの王の消滅
それを神官団に命じたのは他でもない「創世九柱神(エネアド)」なのだ。


((((名前1))))/桐谷「「………。」」


稲羽「え…?じゃあおかしいっスよね。
  支部長は特別ってワケっスか?」

コンス「なら何が“特別(・・)だったと思う?」

稲羽「…‼」


先入観をなくしてみろと言う。


疑問はあるが、マガイをイムホテプと共にこの世に蔓延させ、他の器と違い自身の自我を保ち後天的に太陽神シンディシとその実妹であるヘテプヘルネブティならともかく。

何が特別だったのか…。



コンス「支部長のマガイを知っていて保持させたのは“誰か”……

  “創世九柱神(エネアド)”が臭いと思いません?」








ガン

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作者名:not厨二病者 | 作成日時:2020年3月30日 18時

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