検索窓
今日:4 hit、昨日:25 hit、合計:18,332 hit

彼が殺人鬼になった理由 ※ハッピーエンド ページ50

・チャッキーが殺人鬼になった理由の話










あの出来事からかなりたった、
俺はブードゥー教の力で人形になり
殺人をしていた

Aを助けたい…

あいつを苦しめたこの世界なんざ潰してやる

そんな思いを寄せ、
俺は一心不乱にナイフを相手に突きつける

叫んでいた声も無くなる
息の根を止めた…


俺が次のターゲットを探しに行き
その屋敷に入った時、

1人の女がいた
俺の狙ってたターゲットは既に殺されており
そいつは口を開いた

「あぁ…ごめん、君この人殺そうとしてたのかい?」

舐めたような口調で
凄く腹が立った…だが無視する訳にもいかない


「そうだぜ、殺そうとしてたら
もうこの有様だ、
俺は獲物を取られるのが大っ嫌いなんだが…」

わざとらしいが、
俺はその女に対し鋭い目付きで睨んだ

怯むと思ったが
その女は俺の思想を遥かに上回る態度をした

「そっかぁ…あ〜ごめんごめん、
ていうか私名前言ってなかったね?
夢主2っていうの、お前と同じ殺人鬼さ」

勝手に自己紹介をした、
これにはさすがにびっくりしたが
俺はその気持ちを抑え

「俺はチャッキー…殺人人形チャッキー」

そう答えた、

「へ〜殺人人形 ジャッキー?」
「違ぇ!」

なんだこの女、わざとだろ
そう思い呆れてる最中
夢主2から聞かれた

「ねぇ、君なんの為に殺人鬼やっているの?」

さっきの舐めたような口調じゃなく
真剣な、まるで別人のような口調で聞いてきた

俺の理由はたったひとつだった
Aを助けたい
Aを守りたい
そんな理由で殺人をやり続けてた

Aを苦しめたものを消すために


守りたい人は
存在していないのにも関わらず
俺は殺人を繰り返していた


「 理由は…存在してねぇんだよ 」

消えてしまった人なんだ
守れる訳がねぇ…存在してねぇ

そんなことを相手にぶつけた

「 存在してない…か… 案外そんなことないかもよ?」

そう言ってきた
はぁ?とは思ったが
次の瞬間それも言えなくなった

「そうだよ、チャールズ 存在してないなんてひどいわ」

俺は時が止まった気がした
聞きたかった声、愛しいあいつの声

俺が一番救いたかった人
愛している人

その人が目の前にいるのだ

Aは優しい声で

「存在してるよ…ここに」

そう述べた

俺は幸せな気持ちで
沢山になった、

沢山話したい
婚約の話も
悩んでたことも
全てこいつにぶちまけたい


俺の殺人鬼になった理由も…





〜〜


「ただいま」
「おかえり」

この小説の続きへ→←彼が殺人鬼になった理由 ※悲恋



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
設定タグ:殺人鬼 , ホラー映画 , チャイルドプレイ   
作品ジャンル:ホラー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

つばめ。 - 腐女神さん» 神じゃないです…、紙です。コメントくれてる腐女神さんが神です(確信) (2019年5月2日 1時) (レス) id: ae3ead58b8 (このIDを非表示/違反報告)
腐女神 - 神か(確信) (2019年4月30日 15時) (レス) id: b63828eb3d (このIDを非表示/違反報告)
つばめ。 - 変えました!申し訳ございませんでした (2019年4月13日 20時) (レス) id: ae3ead58b8 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月13日 18時) (レス) id: a6e6d18aa3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:つばめ。 | 作成日時:2019年4月13日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。