最高の笑顔を浮かべながら ※ハッピーエンド ページ45
・夢主が事故で記憶喪失をしてしまった話
ガラガラガラ
病室のドアが開く
黒いコートを羽織った男が
病室に足を進める
その際には、白いベッドに眠っている
眠っているが、綺麗なのが伝わるし、どこか儚い
「…A…」
黒いコートを羽織った男、チャールズはそう言う
いつもの、ミステリアスな雰囲気とは裏腹に
悲しげな顔をし、女の頬に手で触れる
「…ん… 」
「起きたのか…??」
Aと呼ばれた女は目を開く
チャールズは、心配なのか声をかける
Aは不思議そうな顔で彼を見る
チャールズも心配そうな顔で彼女を見る
そうするとAは口を開き
いつもと違う口調で淡々とこう述べた
「 貴方は、 誰ですか?? 」
チャールズはその言葉を聞くと目を見開く
いつもの怒ってる時の顔とは違い
悲しそうな、信じられない…嫌、信じたくないって言うような顔
Aは、その顔を見て、申し訳なさそうな顔をして
「 ごめんなさい、でも本当に分からないの
貴方は私と仲の良い人だったのかしら…
早く思い出すから…悲しそうな顔をしないで欲しいわ」
そう述べた
そりゃそんな反応されても困るだろう
だって記憶を失っていて
知らない人に、悲しい顔をされたのだ
戸惑うに決まっている
そうチャールズは思ったのか
少し悲しそうではあるが
いつもAに向ける様な優しい笑顔で
「いや、急がなくていい、ゆっくり思い出してくれれば」
そう述べた、本当は思い出して欲しい
だが、それが彼女の負担になったらと考えたらこういうしか無かったのだろう
Aはその言葉を聞いて少し安心したような顔をした
チャールズは
「今は何もわからないと思う だが、これだけは知って欲しい」
そう述べた
「…何?? 」
疑問に思ったのか
Aはチャールズの目を見て
少し首を傾げる
「俺はお前のことを愛しているって事だけは、知って欲しい」
「え…??」
名前は信じられないってような顔をしている
「付き合ってくれるか??A…」
「チャールズ… 」
なにか思い出したのかAは
決心したように こう述べた
「もちろん、OKよ」
最高の笑顔を浮かべながら
軽すぎるのがいけない ※シリアス→ギャグ→←気づいたら… ※シリアス??
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つばめ。 - 腐女神さん» 神じゃないです…、紙です。コメントくれてる腐女神さんが神です(確信) (2019年5月2日 1時) (レス) id: ae3ead58b8 (このIDを非表示/違反報告)
腐女神 - 神か(確信) (2019年4月30日 15時) (レス) id: b63828eb3d (このIDを非表示/違反報告)
つばめ。 - 変えました!申し訳ございませんでした (2019年4月13日 20時) (レス) id: ae3ead58b8 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月13日 18時) (レス) id: a6e6d18aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つばめ。 | 作成日時:2019年4月13日 17時