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「…君は」
少しの沈黙が流れた。
すると彼は君は。と口を開く。
次は何を聞かれるのだろうか。
もういい。もういいや。
全部言ってしまえ。
それで殺されてしまおう。
17歳で人生を諦念するなんて思わなかった。
まあ、軍に入ったんだ。それくらい覚悟はしていた。
「君は軍に戻るつもりはあるの？」
…。
……。
戻るつもり。
あるのかもしれないし、無いのかもしれない。
扱いは酷かったが給料はそこそこで実家に仕送りもできた。
この軍はどうなんだろう。
…あれ。結局私、金で動く人間なんだ。
実家への仕送りとはいえ、やっぱり金なんだな。
「あは、は…。あそこは割りと給料がよかったんですよ。
でも私はこの仕事に失敗したので戻れません。」
乾いた笑いが溢れた。
事実、軍に戻れば拷問と処刑が待っている。
人生を諦念した。覚悟はしていた。とは言ったが、死ぬかもしれない。と思うとやり怖くなる。
『正直言えば帰るつもりはない。』
あはは、私は金で動いて、自分に嘘をついて生に執着する屑らしい。
「そう。どうせ帰っても死ぬならさ。」
ここで狙撃兵になればいいじゃん。
〜
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Rio - すみません！！💦誤字です！影「ながら」です！！ご迷惑おかけして申し訳ございません！🙇🙇 (2022年12月26日 20時) (
レス) @page4 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
Rio - 初コメ失礼します🙇♀️とても興味が湧くような作品です！🙋（なんか上から目線ですみません〜💦）これからも影ならが応援しております！主様のペースで更新頑張ってくださいっ(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2022年12月26日 20時) (レス) @page4 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
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