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水姫の深い傷 by海石榴 ページ7

Noside

安吾が去った後からbarは静寂に包まれていた。

皐「……なんで私たちの情報が欲しかったの?」

先に口を開いたのは皐月だった。

太「ただの好奇心だよ。」

皐「…私はいいけど、水姫はやめて。」

少しの沈黙。

太「なぜだい?」

皐「あの子、唯一の友人を亡くしたことがあるから。」

太宰が驚きの表情を見せる。きっと、昔の自分と重ねてしまったのだろう。『織田作』という友人を亡くしてしまった自分と。

ピリリリ
皐月のスマホが鳴る。メールのようだ。

皐「水姫から…。っ!?何これ…!。」

太「どうしたんだい?」

太宰が皐月のスマホを覗く。
そのメールには、手足を縛られ椅子に座らされているボロボロの水姫と、フードをかぶり顔の見えない、鉄パイプを持った男が立っている写真だった。

瞬間、状況を理解した皐月からすさまじい殺気があふれる。

皐「許さない…!」

太「落ち着き給え。彼女の居場所を割り出そう。探偵社には名探偵がいるからすぐだよ。」

二人はカウンターにお金を置いてからbarを飛び出す。そのまま一直線に探偵社に向かう。途中、皐月は誰かに電話をしていた。

ピリリリ ピリリリ ピリリリ ガチャ

安【もしもし?】

電話の相手は安吾だった。

皐「安吾!水姫がかどわかされた!今探偵社に行って居場所を割り出してもらうところ!安吾もすぐ来て!」

安【それは本当ですか!?分かりました。すぐ向かいます。】

電話を切ると、一層真剣な表情になる。

太「思ったのだけれど、水姫ちゃん、自分で異能を使って切り抜けられないのかね?」

その言葉を聞くと皐月が歯を食いしばる。

太「…ついたよ。」

探偵社のドアを荒々しく開ける。

太「乱歩さん!」

乱「見せろ。」

乱歩が眼鏡を取り出しながら少しきつい口調で言う。
流石は名探偵。何も言わなくても要件がわかるとは。

乱「…十五番街の西倉庫だ。この子は意識不明。与謝野さん。付いていって。」

与「了解。」

皐「早くいかないと!」

安吾も合流し、四人は探偵社を飛び出し、倉庫に向かった。

そして、倉庫についた。


皐「水姫!……え?」

其処に居たのは…









縄で拘束されている男と服を手で払っている水姫だった。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

更新遅れて申し訳ございません!!


大分遅れたけど安吾さん、乱歩さん、お誕生日おめでとう!!ハッピーバースデイ!!

太陽のような笑顔 by海石榴→←彼女の罪を知る byぽこぽん



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紅葉(プロフ) - チッスチッスツバキさん元k((殴 元穂乃香だぞ☆スマホ自分の買ってもらったぞ☆ え?キャラが違う?気にしちゃまけ☆← とりま色々頑張っちょ☆ (2020年3月4日 16時) (レス) id: 9cddad8678 (このIDを非表示/違反報告)
穂乃香(プロフ) - いやいや更新遅いこと何か気にしちゃ負けだよ☆← いつもお疲れ様でっす (2020年1月2日 20時) (レス) id: f8625fd828 (このIDを非表示/違反報告)
海石榴《ツバキ》(プロフ) - 穂乃香さん» 初コメ来たァァァァァァァァァ!!!!!そして安定の穂乃香さん!!!大好き!!!めちゃめちゃ嬉しい!!ありがとう!!!!! (2019年12月26日 21時) (レス) id: 906a0c9fbd (このIDを非表示/違反報告)
穂乃香(プロフ) - やぁやぁやぁやぁy((殴 ←二度目のネタ 私も文スト好きだお☆ (………何で投票一回しかできないんだろう…) (2019年12月26日 21時) (レス) id: f8625fd828 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽこぽん x他1人 | 作成日時:2019年10月14日 16時

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