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13話 ページ15

「でも私は伊野尾くんに会いたい」

「“死ぬ”なんて私も一緒 明日事故にあうかもしれない
 病気が見つかるかもしれない 一緒にいられる時間があるなら
 一緒にいたい…っ」

「私は伊野尾くんが好きだから」

慧「どうして…あきらめようと思ってたのに…」

慧「久しぶりに登校した日のことなんだけど…
 俺は初めて小林さんに会ったその日からずっと気になってた
 …でも俺には資格がないから…」

伊野尾くん…

「…私たち今は生きてるよ 明日とかこれからのことなんて
 誰もわかんないよ だから今の伊野尾くんの気持ちを聞かせて…?」

慧「…俺は… 俺は小林さんが好きだ」

「私も好きだよ」

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作者名:氷麗 | 作成日時:2019年10月8日 18時

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