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#るぅと





黄「じゃあ、準備してきます」



腫れた目と、隈は...化粧で何とか誤魔化せるかな。


僕は急いで支度を終え、さとみ君の元へ駆け寄る。




桃「あ、それカッコいいじゃん」



黄「...え、あ、ありがとうございます」



僕は、泣きそうになるのをグッと我慢して笑った。


ねぇ、さとみ君。



この服、さとみ君がくれたんですよ。

僕の誕生日に、おめでとうって。




すごく嬉しかったのに、



君にとっては、簡単に忘れちゃう事だったんですね。








ピンポーン、



青「はぁい」




中から勢い良く扉が開く。


ころちゃんは僕とさとみ君を見ると、にこっと促した。



青「入って、入って。あ、じぇりーぬまだ来てないから」




黄「おじゃましまーす」


桃「ころん、ゲームしようぜ」


入っていの一番にさとみ君が言った。




紫「あ、二人とも早かったね、ゲームなら俺も混ぜてー」


青「じゃ、2人に分かれてしよ」






黄「僕も賛成です、やりましょ」


本当は、二人に分かれるの嫌なんだけどね。

どうせ、付き合ってるペアで分かれるんだから。





そんな僕の気持ちが伝わってか、ころちゃんはじゃあ、と提案した。


青「グーパーで分かれよ」


紫「えっ、付き合ってるペアで分けるのは?」




青「んー、たまにはいいじゃん」



紫「そう...だね」




渋々、という形でグーとパーで決めることになった。


結果は、さとみ君となーくん。

僕ところちゃん。




桃「なーくん絶対勝つぞ」


紫「もちろん!るぅころボコボコにしよ」



青「はぁ!?一生無理ですけどー」


黄「ころちゃん足引っ張んないでくださいよ」


青「え、るぅと君」←





そんなこんなで、4人でゲームを始めた。



青「ぎゃあああああああああ」


桃「あれれれれれれれれぇ?」



いつも通りの発狂と煽りを聞き流しながら僕は、なーくんに目を向ける。





黄「ころちゃんと上手くいってますか」


小さく尋ねると、焦ったように目を泳がせた。



紫「な、なんで?」

黄「いえ、何となく気になっただけです」





紫「......いや、大丈夫だよ」



少しだけ迷った後、なーくんはハッキリとそう答えた。







ピンポーン



青「あー、莉犬君たちじゃない?ごめん、るぅと君出て」


黄「僕ですかぁ?」




仕方なく立ち上がって扉へ向かう。



なーくんところちゃん、やっぱり上手くいってないのかな。

少しだけ、不安になった。




#不安

#偽りの笑顔

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*-七海-*@めぐ民 - ひのさん» マジそれな!どんな恋愛話よりもドロドロが一番! (2021年4月1日 23時) (レス) id: cfc0c17c90 (このIDを非表示/違反報告)
ひの - *-七海-*@めぐ民さん» wwwありがとぅ〜!やっぱいいよねドロドロ系! (2021年3月31日 17時) (レス) id: 50b0aef36e (このIDを非表示/違反報告)
*-七海-*@めぐ民 - やっぱりいい…!!我、もしかしたらこんな感じの話の方が好きなのかもww (2021年3月26日 23時) (レス) id: cfc0c17c90 (このIDを非表示/違反報告)
ひの - 琥珀さん» 同じく...(*´-`)b (2021年3月26日 12時) (レス) id: befda52631 (このIDを非表示/違反報告)
ひの - モモンガさん» ドロッドロの恋愛が好きでして笑R12...考えときます! (2021年3月26日 12時) (レス) id: befda52631 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひの | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年9月26日 16時

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