【Eeny, menny, miny, moe…？】 (ページ40)

今日:261 hit、昨日:186 hit、合計:150,300 hit

40 ページ40

事が起こったのは数ヶ月前

〈また今度ちゃんと話させてください〉

と連絡が来た数日後、私たちは改めて食事へ行った

「もうわかってると思うんだけど」

「俺Aが好き、みたい」

好き、みたい…？

「俺も、びっくりしてるんだけど気づいたら目で追ってたし
仲良い樹が羨ましいなって思っちゃってて…」

「で、でも返事が欲しいとかじゃないから！俺が伝えたかっただけで」

『ごめん、松村くんにそう言う感情は持ってない」

『というか、今はまだ恋愛とか考えられないかな』

「おぉ、返事はすぐにするタイプね」

「今はってことは、この先あるかもしれないってことだよね」

『へ？』

「うんそういうことだ！まだまだ付き合いは長そうだし」

『いや、そういう訳じゃなくて…』

「よし、ご飯食べよう！お腹減った〜」

『ねぇ松村くん』

「なに？今はオトモダチのご飯会でしょ。ほら食った食った」

「あ、でも俺諦め悪いから。覚悟しといてね」

なんて事があった

しっかりお断りしたつもりだったけど
何故か逆に火をつけてしまったみたいで…

とってもわかりやすいアピールが続いている

決して靡くつもりはないが、なんせ相手はあの顔面国宝

アイドル様に本気を出されてしまっては一般人の私はたまったもんじゃない

松村くんと話すのは楽しいし
なあなあで接してしまう所もあるけれど

今みたく"イチャイチャしてる"なんて言われてしまっては信用問題に関わる

『ねぇ、松村くん距離近くない？』

意気込んだ側から隣にピッタリ待機してる松村くん

「樹のが近いじゃん。めり込んでる」

んなことないだろう…

「肩に顎おいたり」
「頭に腕置いたり」

んなことあったか〜…

『もうやめるの！信用問題に関わるからね』

ス「透くんお願いします〜」

『ほら呼ばれてますよ透くん』

「ちぇ、行ってきます」

本当に、樹との関わり方も考えなければいけない

いつもは身内のスタッフが多かったが、これからはしっかりSixTONESのマネージャーとして多くの人と関わるのだ

このままじゃいけない