だからとて (ページ34)

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大我くん、見てくれてるといいな

こうやって思うだけで、アイドルとして100点の表情が出せる気がする

『終わったよしまちゃん！どうだった！』

「すげぇよかったよ！！100点満点！」

お前タイガがいればなんでもできるんじゃね

なんて言われたけど、本当にその通りなの

樹「初ちゃん！！！」

『えっ！樹くん！？』

樹くんだけじゃない、SixTONES御一行だ…

ジ「端で見てたの、気づかなかった？」

カメラに集中してて全く気づかなかった

『え、なんでみなさんいるんですか』

松「この2人に連れ出された…ってのはまあ言い訳で、あの曲リリースした時からずっと聞かされてたから見てみたくて」

慎「めっちゃよかったよ！！ほんと！！俺泣きそうだった」

なんでまた泣くのよ慎ちゃん！

ジ「まじでキラキラ〜って！世界がふわふわ〜ってしてた！」

『ありがとうございます笑』

キラキラ〜とかふわふわ〜はよくわからないけど嬉しい

髙「やっぱり生はMVとはまた違った良さがあるよね」

松「そうそう、やっぱ女の子のアイドルは違うね」

『あ、あの、とっても嬉しいんですけど、恥ずかしくてゆでダコになっちゃうから止めてほしいです…』

樹「あはっ、かわい」

樹くん、それもやめてほしいな…

樹「ほら、きょもは？」

ちょっと、樹くん！ずっと気になってはいたけど直接は聞けないよ！！

後ろの方にポツンといた大我くんに話を振る樹くん

大「ん、よかったんじゃない」

よかっただって！！！しまちゃん！！！！！

島「ちょ、俺の肩叩くなって痛い」

『だって、だって、、』

松「なんか泣きそうじゃん笑」

『わ〜、本当嬉しすぎて泣いちゃいますよ〜』

パタパタと仰ぐけれど涙が止まる様子もないので、しまちゃんに楽屋まで連れて行ってもらった

『あ！わたしSixTONESのパフォーマンスの感想言ってない…』

いや、感想言うのもきもいかな、

「慎太郎に伝えてもらえば？」

『いや、私たちが従兄弟なの樹くんと大我くんしか知らないんだよね』

もう他の方にも言っていいような気はするけど

どこから漏れるかわからないし、大我くんに軽く伝えてみよう

軽く伝える手段があるっていうことにまた感動してるんだけど

これから北斗くんとも会う機会が増えるし、大我くんともお仕事できたらいいなぁ