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#24 ページ24

ご飯も食べ終わって解散の時間



女の子だし年下だからってお財布は出させてもらえなかった



『ありがとうございます、ごちそうさまでした!』



樹「いーえ、お兄さんたちに任せてください」




いつのまにかお兄ちゃんが3人に増えてたらしい







どんだけ飲んでも酔えなかったのに、流石に立ち上がった瞬間ふらついてしまった




慎「だからやめとけって言ったのに、歩ける?」



『あるけるよ〜』



最後の一杯やめとけばよかっなーなんて思いつつ



流石に家までは帰れる自信がある






樹「タクシー2台呼んでるけど、Aちゃん方面どっち?」



『**です!』



樹「あー、じゃあきょもと一緒だし送ってもらって」



俺と慎太郎一緒だしってニコニコしてるふたり




『いや、しまちゃん…マネージャーさん呼ぶんで大丈夫です!京本さんお1人で使ってください』



大「いいよ。マネージャーさんも可哀想だし一緒に乗ればいいじゃん」



え、いきなり2人きりですか?



しまちゃんなんかあったら呼んでって言ってくれてたけど


確かに遅くなっちゃったし申し訳ないか




『じゃあ、お願いします』




お店の前にすでに止まっているタクシーに乗り込む



隣に大我くんがいる、めっちゃいい匂いするし




酔ってて判断力鈍ってるけどこれ結構やばくない??






「自分の住所伝えて」



『あ、はい』




先にわたしの住所を伝えてタクシーが発進する






「暑い?ずっと顔に手当ててるけど」



『ちょっと、状況が状況で顔が赤いのでかくしてます』



「ふっ、なんだよそれ笑」





砕けてる大我くんかっこよすぎる




「ずっと気になってたんだけど、初ちゃんなの?Aちゃんなの?」



『本名はAです、初は芸名って形で』



「そーなんだ。Aね」



えっ、



『呼び捨てですか』



「いや?苗字も教えてくれたらそっちで呼ぶけど」



『ぜったい教えないです、名前で呼んでください』






京本大我やばい、恐るべし田中樹よりもやばい





お店からわたしの家まで結構近くて




あっという間に家に着いてしまった





『今日は本当ありがとうございました!ぜったいにお友達になってもらいますからね!!』


「はいはい頑張って、転けずに帰るんだよ」







まだまだ夢見心地のまま家に帰って


お風呂に入って布団にダイブする




今日起きたことが、全部夢じゃありませんようにって願っていたらいつのまにか眠っていた…

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作者名:gaga | 作成日時:2024年2月25日 22時

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