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「人形」と答えた大毅さんの目はとても冷たかった
確かにわたしは大毅さんに買われた身だ
人形と言われようとドレイと言われようと反論はできない
でも………
大毅さんは違うと思ったのに………
重岡「なんや、人形や言われて怖くなったんか?もしかして俺にやられるとでも?」
大毅さんはジリジリ距離を縮めてくる
重岡「怖いか?俺が」
もう後ろは壁
逃げられない所まで追い詰められると大毅さんはフッと笑ってわたしの顎を長い指で持ち上げた
重岡「そんなビビんなや。無理やり汚したりなんかせんよ。」
A「えっ…?」
重岡「お前が自分からねだるようになるようにじっくりじっくり時間かけて汚したる」
A「それも…嫌です…」
素直に本心を伝えると大毅さんはふはっと笑ってわたしの頭を一撫でして離れた
重岡「まあ、油断すんなや。油断したら食ってまうかもなぁ〜」
何て手をヒラヒラさせて自室に入ってしまった大毅さん
どこまで本気でどこまで嘘なのか全然読めない…
この時はまだ大毅さんをあんなに愛してしまう事になるなんて想像もついていなかった
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作者名:たみ | 作成日時:2017年2月27日 23時