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うつらうつら······
うわうわ危ない
光くんがシャワーから戻ってくるまでは
起きておかないと······
なんだか気が張っちゃって
思っているよりも疲れてるみたい
ソファーに座り 膝を抱えて俯くと
眠気が何度も私を襲う
···
『あっぶな、』
意識が戻ってきた時に聞こえた声
頭の後ろは誰かに掴まれている感覚で
目の前はさっきよりも暗い
「·······っ、」
『·····』
ぼぅっとする視界を目を凝らして見ると
覆いかぶさるような形で私の上に跨る光くん
うたた寝していた私が
ゆらゆら船を漕いでひっくり返りそうになって
それを光くんが支えてくれた·······と、
それにしても 近いし 心臓がバクバクと踊ってる
何も言わないまま言えないまま
しばらく見つめ合うと
光くんの顔が少し傾き
顔の横に肘を付いたまま2つの影が·····
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作者名:りっぷる。 | 作成日時:2017年3月28日 15時