胸やけするほどの愛を君に (ページ6)

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・仕返しページ6

【JH】

俺の一言一言に反応する名前が面白くて、可愛くて、ついついいじめたくなってしまう。

キスを寸止めしたら、名前が俯いてしまった。

あれ…ちょっと意地悪しすぎた？

からかいすぎて時々度を超えてしまうことは今までも何度かあった。

この前もドギョムを怒らせてしまったばかりだった。

はあ…ほんとに俺は学ばないな

早く謝らなきゃ、、。

JH「A、ごめ…」

ジョンハンは下から顔を除いて謝ろうとした。

ちゅ

一瞬何が起きたのかわからなかった。

バッと顔を上げ、数分前のAと同じように手で口を抑える。

「仕返し」

上目遣いでニヤッと笑う彼女に、自分の体に電流のような衝撃が走った。

かわっっっっ/////

しばらく思考停止して放心状態になっていた。

「ジョンハン？」

名前を呼ばれてハッとする。

Aのまっすぐな瞳と目が合った。

心臓の辺りがキューッとして、愛しさが込み上げてくる。

JH「…抱きしめてもいい？」

一瞬驚いたような顔をした彼女。

少し目を逸らして恥ずかしそうに頷いてくれた。

あーもー好き！

そう思いながら腕を勢いよく広げる。

Aがそっと近づいて、俺の背中に手を回した。

Aを抱きしめると心身がじんわり暖かくなっているのがわかる。

やっと会えた…

やはり再会したカップルはハグをするのだろう。

だって今までの離れていた時間がなかったかのような気持ちになれるのだから。