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#19 ページ19

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聡「あ!!噂の!!こんばんはー!」






ソファーに座っていたもう1人の男の子。

松島くん。






勝利「汚くてごめんね、ここ座っていいよ」


「ありがとうございます」







佐藤くんが指さしたソファーに腰掛けると同時に
楽屋のドアが開いた。







健人「ただいま…ってあれ?お客さん?」


聡「風磨くんの噂のあの子!」







噂のってどんな話をされてたのかな…。
中島くん登場に隣の真凛は気を失い掛け。








健人「アイツ多分そろそろ帰ってくるよ」




王子様スマイルとはこの事か。

優しい笑顔で私達の前に座った。
うっわ、距離感近いな…。





少し経って開いたドア。






マリウス「…あっ!!」


風磨「おお、来てた」







マリウスくんと風磨くんが登場して
5人揃うとやっぱり空気もオーラも凄いと言いますか。


風磨くんがすぐ中島くんの横に座った。








風磨「急に呼んでごめんね」


「あっ、いや…全然」







ずっと会いたかった声に
不覚にもドキッとしてしまう。

そんな私の横にいる真凛をチラッと見て







風磨「彼女、大丈夫?」



と少し眉を下げる。

横を見れば私の腕にしがみついて今にも涙が溢れそうな状態。







「…真凛、ちょっと今更になるけどこの事話してもいい?」



真凛「…うん?」



「あの時の合コンの時に参加してた男の子にしつこく付き纏われてたのを風磨くんが助けてくれたの」








その言葉にハッとした真凛が
私の腕から離れて頭を下げた。






真凛「気付けなくてごめん…!」


「いいんだよ!もう大丈夫だから、ね?」






小さく頷いた真凛は頭を上げて前を見る。





健人「菊地が助けたのか、てっきりナンパかと思ってたよ」


風磨「まだそれ言う?」






二人の会話にフッと笑った真凛に一気に楽屋の空気が明るくなった。





風磨「つーか今から飯行こうと思ってるんだけど、時間あるなら二人ともどう?」


「あ、私は全然行けます」


真凛「私は門限があるので今日は帰ります!」


勝利「あら、残念。またみんなでご飯行こうね」








『また』という勝利くんの言葉に
嬉しそうに『はい!』と言った真凛。

脅かしてしまったけど、伝わってよかった。









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梦苺(プロフ) - MAYUKOさん» こんにちは!ありがとうございます。とてもモチベーションに繋がります(^^)亀更新ではありますが、是非最後まで見てやってくださいー! (2019年4月6日 16時) (レス) id: e5f409bb48 (このIDを非表示/違反報告)
MAYUKO(プロフ) - こんにちは。とても面白いです。更新楽しみにしています! (2019年3月31日 14時) (レス) id: c9e054e139 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梦苺 | 作成日時:2018年11月6日 3時

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