きっかけなんてこんなもん。 ページ6
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佐「照〜っ！ごめん呼び出しちゃって」
岩「いいよ、いつもの事だし」
渡「お前すぐ連絡すんなよな〜今日だったんだろ同居人来んの、」
岩「もう送ってったから大丈夫」
佐「えっ！？何、彼女出来たの！？」
俺と翔太の会話に焦りを隠せない佐久間。
渡辺翔太と佐久間大介。
大学の同級生で、学生時代から一緒に会社を立ち上げた
言わば同志。
＊
幼い頃から孤児院で育てられてきた俺は幸運にも養子として迎えたいと言う家族に引き取られた。
凄く恵まれた環境で両親にも愛され、何不自由ない生活を送らせて貰っていたけれど…心の何処かで早く独り立ちしたいと言うよく分からない寂しさなのか、胸が締め付けられる様な強い想いを年々思う様になっていた。
大学で出逢った2人も同じ様な裕福な環境で育っていたがそんな甘い環境下でも独立心が強く、俺と利害が一致し
この会社を作った。
大きくはないがそれなりに紆余曲折し今でこそ
立派な仕事が来るようになったのはこの2人がいたから。
そのお陰で偶に襲われる寂しさは少し半減した
気がする。。
岩「彼女じゃないよ、親戚の高校生の子を預かる事に
なっただけ」
渡「えっ！？高校生？マジ！？可愛い？？ギャル？」
学生時代から変わらない絡み方には若干のため息が出てくるけどね。
岩「男だよ、おとこ！バリバリの部活少年なっ」
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「自由に使っていいから」
あんな風に言われてどうしようか悩んだけど、、好意を
無駄には出来ないし取り敢えず荷物も移動させないといけないから俺は岩本さんのご厚意に甘えていっぱいに
詰め込んだ荷物を両手に抱えて電車に乗り込んだ。
流石に冷蔵庫の中の物は勝手に食べれないからその辺で
テキトーに済ませて向かう。
桜が散る季節だけどまだ夜は肌寒かったりして、
ロンT1枚の俺は最寄りの駅を降りて少し薄着なのを
後悔した。
あったかいやつ持って来たっけ？明日学校だから
そのまま行こうと思って
制服以外そんなに準備しなかったな。。。
まいっかと安直な考えでポケットから出した
ワイヤレスイヤホンを付けて街灯の中をゆっくりと
歩いた。
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はる(プロフ) - 更新ありがとうございます！照くんが素直になって来たのはうれしいですが、やはり過去が気になります(>ω<) (8月13日 12時) (
レス) @page49 id: f2ed7029fc (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 照くんの過去が気になります〜(>ω<)続きがとても楽しみで、毎日の生きる糧になります(笑)ありがとうございます。 (7月1日 11時) (レス) @page41 id: f2ed7029fc (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 恋に落ちる理由は案外些細な事だったり、当事者達にしか分からない事だったりと、様々でそれが楽しみだったりもします。今後の発展がとても楽しみです♪ (6月26日 20時) (レス) @page37 id: f2ed7029fc (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - はるさん» 見て頂いて有難うございます＊無意識って・・罪ですよね♪亀更新ですが宜しくお願いします＊ (6月1日 6時) (レス) id: 6b46c68af7 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 無意識に嫉妬しちゃってる事にニマニマしちゃいました。続き、とても嬉しいです。ありがとうございます。 (5月31日 20時) (レス) @page31 id: f2ed7029fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kinako
| 作成日時：2022年11月17日 16時
