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つわりも安定し、妊娠が確定して俺は母子手帳という
物を貰った。そして日本を経つ日を迎えた頃、
丁度妊娠４ヶ月目に入っていた。
深「あれ、ラウ何で？」
空港に見送りに行けば、そこには予想してなかった人影。
有難い事に個々の仕事が増え、メンバーはみんな仕事が
入っていて、俺だけが見送りに来る予定になっていた。
つーか、めめが気を遣って敢えてその日を選んだんだ
けどね。。
目「・・俺が本当の事伝えたんだ、ほぼ無理矢理
迫られてだけどねw」
ラ「だって本当にめめの事心配だったし、何か体調が
優れないのも急に留学決めるのも怪しかったんだもん」
目「お前には隠せないだろなって思ったよ」
ラ「・・きっと僕だけじゃない、みんな怪しんでると
思う・・」
目「・・いずれ落ち着いたら伝えようとは思ってる」
ラ「ねぇめめ、、、本当に岩本くんに伝えなくて大丈夫
なの？」
言いにくそうに俺の目を背けながら聞いてきた。
目「・・うん、決めた事だから」
ラ「岩本くんはきっと喜んでくれると思うよ」
目「そうだね、彼は子供大好きだから。でもきっと
戸惑いの方が大きいと思うし、余計な負担をかけたく
ないんだ」
ラ「じゃあ自分に子供が居る事を知らずに過ごしていくの？一生？」
目「・・・・・・・・・・」
深「ラウール、そこまでにしろ。そんな先の事なんて
誰も分からない。めめだってこうなる事は想定外
だったんだから、それに今は無事に産まれてくる事の
方が大事だ」
ラウールの腰をポンポンと叩いてふっかさんは
宥めてくれた。
ほらもう時間じゃね？と時計の方を指差せば、
搭乗時刻が近づいてきたので俺は手を振って検査場に
向かった。
涙目になりながら大きく手を振るラウールが可愛くて
笑顔で手を振った。
席に着いて、携帯の電源を切ろうとボタンを押す直前に
メールが届いていた事に気付き開くと、
”体調には気をつけろよ”
その一文で抑えていた涙が一気に溢れそうになって
顔を両手で覆う。
「・・・・・ごめんね、有難う・・・・・さよなら」
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kinako(プロフ) - まめさん» 泣いちゃうくらい。。有難うございます＊＊ (6月8日 10時) (
レス) id: 6b46c68af7 (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - ゆきこさん» 大好きと言って頂けて嬉しいです♪ (6月8日 10時) (レス) id: 6b46c68af7 (このIDを非表示/違反報告)
まめ - 私もこのお話大好きです♪この２人の組み合わせも好きだし、途中泣いちゃうくらい素敵でした★ (5月13日 11時) (レス) id: cf42b2e242 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきこ(プロフ) - 私もこの話大好きです(*^-^) (5月12日 18時) (レス) id: e18f31e090 (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - サツキさん» 有難う御座います❀リンクを貼ってないんですが、短編で少し続編書いてますので良かったら覗いてみて下さい…✭ (5月12日 16時) (レス) id: 938f722618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kinako
| 作成日時：2022年7月29日 20時
