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目「え・・？」
待つって何を？そう思っていたら店の入り口が開く音が
した。
鍵を閉め忘れてたのを思い出し、涙を拭ってカウンターの方へ出て行くとそこに居たのは、
通話中の相手。
目「な、何で・・・・！？」
岩「よ、ただいま」
頭や服を雪で真っ白にしている照くんが目を細めて
佇んでいた。
目「まだ日本にいるんじゃ、、」
岩「ん〜仕事が思ったより早く終わってさ、家族とも
ゆっくり出来たから早めに帰ってきた。それに、」
目「それに？」
岩「・・俺もお前に早く会いたかった」
目「・・・・ひ、か・・」
岩「好きだ」
目「・・・・・！！」
急な告白にやっと治まっていた涙腺がまた緩み出した。
そんな俺に一歩ずつゆっくり近づいてくる照くん。
岩「本当はまだ言うつもりなかったんだけどな。。
暫く離れてみて、色々考えてお前の心の傷が落ち着く
まで待とうと思った。でもやっぱお前の声を聞いたら
無理だったみたいだ」
俺はポロポロ流れる涙を必死で抑えた。
岩「すぐに返事が欲しい訳じゃない、気長に待つ。
でも側には居させて欲しい・・ダメか？」
俺は言葉を発さずフルフルと首を横に振った。
それを見てクスリと笑うと照くんは俺の頬を掴んで
そっと自分の指で涙を拭った。
岩「プッ・・顔グシャグシャww」
目「だって涙出るんだもん！仕方ないじゃん！！」
岩「そんな可愛い顔すんのも俺だけにしろよ？」
目「・・・・いぢわるっ///」
ニヤリと笑ってポンポン頭を撫でられた。
久しぶりの感触に心が温かくなる。
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kinako(プロフ) - mhygkjV6さん» オシャレと言って頂いて嬉しいです！会話を大事にしたいので長くなりがちですがまた見に来て頂けたら嬉しいです♪ (2022年7月24日 11時) (
レス) id: 938f722618 (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - くまさん» 有難う御座います。わたしも黄黒さん押しなので嬉しいです！ゆっくり書いていきますのでまた楽しんで頂けたら。。♪ (2022年7月24日 11時) (レス) id: 938f722618 (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - とりもさん» リアル感を大事にお話を書かせて頂きました。好きな作品になって頂いて嬉しいです♪ (2022年7月24日 11時) (レス) id: 938f722618 (このIDを非表示/違反報告)
mhygkjV6(プロフ) - とても素敵な空気感の物語でした。オシャレな感じと、人間模様とが上手く表現されていて一気に読んでしまいました。ぜひ、続編もよろしくお願いいたします。 (2022年7月23日 0時) (レス) @page49 id: 29abc8ae45 (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - ぺりんさん» お好きだと言って頂いて有難う御座いました。励みになりました♪ (2022年7月22日 8時) (レス) id: 938f722618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kinako
| 作成日時：2022年6月21日 15時
