シアトルより愛を込めて iwmm

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目「・・舘さんかな？」


何か言い忘れた事でも合ったのかななんて考えながら
携帯のディスプレイを見れば帰ってくるまで絶対に声を
聞かない様にしていた照くんからだった。




目「え、、何で？しかもこのタイミング・・・」




照くんの声を聞くと絶対に淋しい気持ちが強くなるから、気持ちが折れるから聞きたくなかった。我慢してたから
ボタンをタップする指が震える。




目「・・・・・もしもし？」


岩「お、久しぶりに声聞いた。元気か？」


声が聞こえた瞬間胸がキュッと締め付けらる。



目「・・うん、特に変わりはないよ。照くんこそ風邪
とか引いてない？」
岩「俺も変わりないよ。そっちはクリスマスイブだろ？
今店にいんの？」
目「俺だけね、ケーキの配達あったから。みんなそれぞれ
予定あって」
岩「・・そっか、早くお前の作ったケーキ食いたい
な、、」




目「・・・・・・・照くん」



岩「・・ん？」




照くんの優しい声を聞いたからか、それともワインを
飲んだからかは分からない。



涙腺と心が限界だった。











目「・・・・・・・・・・・会いたぃ」















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思わず呟いてしまった。
やばいと思って言い直そうとしても涙声がバレそうで
思う様に喋れず、言葉を発しようとした時、
照くんが口を開いた。










岩「・・・・・・・・・蓮、待ってろ」

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