シアトルより愛を込めて iwmm

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クスクス笑ってる阿部ちゃんが可愛く見えて、
あぁきっとふっかさんが好きなんだって分かる。
それに好きな人にそんな表情見せれるなんて羨ましい
とも思った。
捻くれた性格してる自分は全然可愛くないし、
好かれるならきっと阿部ちゃんみたいな性格の人だろうな〜なんて思いながら無意識に照くんの横顔を覗いた。



岩「ん？何？」
目「べ、別に・・というかいつまでこの体制なの？」
岩「あ、悪りぃ」

そう言って照くんは自分の元に寄せてた俺を離した。
あ〜あ、また可愛くない事言ってしまった。
軽くため息を吐いてたら俺の目の前にラッピングされた
袋が現れた。


目「え、コレ・・」
岩「さっき見つけてさ、お前喜ぶかと思って」

照くんから差し出された袋を受け取ると、中から
甘い匂いとカラフルなカップケーキが見えた。



目「わっ！可愛イイ！これ俺に？」
岩「ん、、まぁ頑張ったご褒美っつーか」

少し恥ずかしそうに頭をかきながら気まずそうにしてる
照くんが面白くて笑ってたら何がおかしーんだよ、
と拗ねてしまった。



目「ごめんごめん、有難う。嬉しかったよ？」


俺が顔を傾けて笑顔でお礼を言うと今度はまた
顔を赤らめて目線をそらされた。

忙しい人だなぁ。。






宮「蓮、無意識にあざとい事してるの気づいてないよね」
渡「一番厄介なやつな、照に同情するわ」

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