シアトルより愛を込めて iwmm

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何だ、急に修羅場になってんだけど。。。
こんなにムキになってる翔太初めて見たし、舘さんだっていつもの余裕がなくなってるし、この状況どうしたらいいんだ？
先に食事をしていた客達もこの状況にチラチラ視線を寄せ始めた。



「騒がしいけどどうしたの？」


裏からひょこっと涼しい顔をした目黒が出て来た。


岩「あ〜〜、その」
目「？何で扉前で固まってんの？舘さんケーキ、彼方の
　 席に持って行って？」
宮「あ、ゴメン。。有難う蓮」

渡「蓮？」

呼び捨てにした館さんの言葉が気になったのか翔太が口を挟んだ。

目「誰？岩本さんの友達？」
岩「あぁ、会社の同僚。ココに連れて来たくて誘ったんだ
　 けどさ、何か舘さんと知り合いだったらしく・・」
渡「何、二人でこの店やってんの？」
目「そうですけど..と言うか俺は館さんに雇われてるだけ
　 です」
渡「・・いつから？つーかそれだけの関係？」
目「それだけって？」
宮「翔太、蓮は関係ないだろ」
渡「涼太は黙ってろよ、俺はソイツに聞いてんの」




目「・・関係あったらどうするんですか？」

岩「え？」



目黒の瞳が揺れた気がした。
それ以上にズシンと俺の胸の奥も重みを増した。


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