SCANDALOUS

▼ ページ21

敬浩がシャワーから上がると、









奮発して買ったお気に入りのフカフカのダブルベッドの上で









さっき渡したパジャマをしっかり着用して









仰向けでケータイをいじり、ごろごろするAの姿。









その姿があまりにも敬浩のハートを掴んだため、敬浩はAの上に優しくダイブ。









『ゔぇ』









敬浩「ひーめっ♡」









『やー敬浩くん髪の毛冷たい〜』









敬浩「そのうち乾くから許して♡」









そう言いながら、自分と会話しながらも未だケータイを触っているAのほっぺをつんつん。









しかし、それにも何も反応を示さないAに、その手はほっぺから肩になり、肩から脇腹をなぞる。









『んー、』









敬浩「はい、ケータイやめよ」









『あーぁ、てつに敬浩君には気をつけろって言われたのにぃ、、、』









敬浩「俺からしたら同じくらいテッチャンにも気をつけてほしいけどね！！てかむしろオレよりタチ悪いよ！」









『てつはいいの〜』









敬浩「ほらでた、！テッチャンひいき！」









『てつは違うんだもん』









敬浩「はぁ、、、俺はいつまでたってもテッチャンには追いつけないってことじゃん、、、」









『まぁでもAは敬浩君にもいいとこあるってホントはわかってるよ』









敬浩「ほらまたそうゆうこと言う、、。」









・









冷たかったり、でもたまに甘かったり、









とことんこの姫にはかなわないと思う敬浩であった。

4→←▼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す