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4. ページ19
「初日の夜に、奏に言われたんです。
皆さんが外に出ている時は、色んな人の目を気にしなくちゃいけない。
そんな中で、数少ない休める場所である家に、
歩み寄る気のない家政婦がいて休まるかって」
元々他人に興味がないというよりは、沢山の人に必要以上に干渉しても、いい事は無いと思っていたからだ。
だから安心して欲しいという意味で言ったんだけど、
それとこれとは話が別だって。
「なので皆さんが過ごしやすいように、色々と考えて動いてみようと思いました。
もちろん下心とかではなく、仕事の一環としてです」
「僕の方から距離を置いてても？」
「はい。
そもそも、体調悪い人をほっておけるわけないじゃないですか」
徐々に徐々に、向けられていた敵意のある視線が、
穏やかなものに変わっていく。
私も最初は、そんな目をしていたのだろうか。
第一印象は大事だし、良かれと思ってやっていた事が、結局皆さんの気を遣わせてしまっていたのだ。
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まる(プロフ) - とてもとても大好きですー！！！ (2021年9月21日 11時) (
レス) id: 4c97b53b2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Su | 作成日時：2021年8月1日 20時
