28話 ページ30
○○視点
ん…?
ここはどこ?
なんか暗くて、静かで。
心地がいい。
ずっと、ここに居たいな。
そしたら、嫌な思いをしなくて済む。
…
…
…どうして、あの人たちの顔が浮かぶの！？
なんで！？
……
…
…僕はあの人たちを好きになっちゃったの？？
なんで！？
もう、二度と誰にもかかわらないって決めたのに！
____を守るって決めたのに！
違う。違うよ。
僕は好きになってない！
あの人たちを好きになってない！
？《いいや。お前は好きになっちゃったんだよ。》
『えっ！？だれ！？そこに誰かいるの！？』
？《……。》ｽｯ
えっ！？
…僕に似てる！？
なんで！？
？《…俺はお前だよ。》
○○の前に現れたのは、○○とは似ているが、全体が黒い○○だった。
『えっ、ぼく？』
？《あぁ。まぁ、''黒''と名乗っておこうか。》
『…黒？』
黒《…あぁ、俺はお前の心だよ。お前の弱い心が俺を創り出したんだ。》
『えっ、僕の心！？そんな、なんで！？』
黒《それは言えない。》
『！？なんで！？』
黒《それも言えない。》
黒《それよりも、お前は好きになったんだよ。》
『ッ！？違う！！僕は好きに…黒《いいや。なった。》ッ！？』
黒《はぁ、いい加減認めたら？僕は好きになりましたってさ。》
『違う…。違うよ？』
黒《……。はぁ、ここまでかな。楽になりなよ((ボソ》
○○視点終了
？「おやおや、これはどうしたんでしょう。」
泣いている○○呆れた様に眺めて居た黒以外に、声がした。
その声からは、少し年を取った様な感じの男である事がわかる。
黒《ッ！？(ここには俺たち以外居ないはずなのに！)》
黒《…ッ！？お前は！？》
？「あぁ、やっと会えましたね○○。久しぶりです。もう何年ぶりでしょう。いや、ここは何百年ぶりか。」
その男は若くはないが、紳士のような男で清楚な感じだった。
ガキンッ！！
？「…何ですか？急にやられると驚くではありませんか。」
黒《へぇ、驚いたの？俺にはそんな感じはしなかったよ。》
男は後ろからの黒の攻撃をまるで見ていたかのように止めた。
？《はぁ、私は貴方なんかに用はありませんよ。むしろ邪魔です。消えてください。」
黒《ふん。俺だって、あんたなんかに用はないよ。》
？「……。仕方ありませんね。((スッ」
男は空中に何か模様を描くように指を動かした。
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Lu - 外国人てす この小説好きです 落ちはサッチならよかった (日本語下手ってすみません) (2017年8月8日 2時) (
レス) id: 694c6d8f28 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使魔夜降臨(プロフ) - 更新頑張れじゃ〜 (2017年7月10日 16時) (レス) id: d184e113ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごオレ | 作成日時：2017年7月2日 2時
