天てれ小説！ (ページ28)

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体育祭(学パロ)【崚行×玲音】ページ28

今年も体育祭、優勝出来なかったな…

まあ楽しかったし。

二種目で優勝出来たしな！

｢じゃ、月曜は振替休日だからな。

間違えて学校来るなよ！｣

｢先生！｣

今日の体育祭で大活躍した勇騎が突然声を上げる。

｢ん？どうした？｣

｢浅賀君がやばいです…！｣

玲音が…？

玲音の方を見ると、机に突っ伏していた。

アイツ、大丈夫か？

｢あー日直、号令。｣

｢起立、気をつけー、礼っ！｣

｢さよならー！｣

挨拶が終わると同時に玲音の席に行く。

｢っ…はぁ、はぁっ……｣

肩で息をしている。

過呼吸…か。

｢浅賀君、大丈夫かな…？｣

｢苦しそう…｣

｢ほら、関係ない奴は早く帰れー。｣

｢はっ、はあっ…はぁ、っ…｣

｢玲音、落ち着こう。大丈夫だから｣

いつも賑やかな教室。

今日はいつもと違ってざわついていた。

そんな生徒達を早々に教室から出させるなんて…流石、大山先生。

｢…ぅ……っは、はあっ……はぁ、｣

｢ゆっくり、ゆっくり…大丈夫だからな。｣

俺が出来る事は声を掛けたり、背中をさする事だけ。

自分の無力さに腹が立つがそれどころではない。

｢崚行、俺は保健室行ってくる。

その間頼んだぞ。悪いな。｣

｢あっ、はい！｣

｢はぁっ…ぅ、はっ、…｣

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オチはありません((黙

設定的には、体育祭で5クラス中4位。
綱引きと長縄優勝。
徒競走と借り物競走と台風の目で足を引っ張ったと思い詰めた玲音(思い込みが激しいのヨ)
が過呼吸になっちゃう話。

実録だったり。じゃなかったり。