天てれ小説！

[あ]から始まる…【玲音×寿々歌】2012 ページ13

学パロ(?)


｢玲音…あいうえお作文せーへん？｣


｢え、いいけど。急にどうしたの？｣


うちの幼馴染みの玲音。


クラスの子…いや、学校の皆からモテてる、所謂イケメンっちゅー奴や。


｢なんとなく？暇やから？｣


うちは…両親が離婚、玲音の家に引き取られて東京の学校に転入…。


関西弁やから、関西の人間やからって皆に避けられてるんや…


｢思い付きか！じゃあお互いに相手の名前であいうえお作文！…どう？｣


玲音はクラスではうちとあんまり関わらんようにしてるみたいなんや。


やから、家にいる時とか何処か遠くに行った時しか仲良く出来ひん…。


｢ええよ！じゃあ5分間のシンキング･タイムや！｣


玲音、浅賀玲音…


クラスでも話したいな…


｢はい、5分経ったよー！寿々歌からにする？｣


｢先に言って欲しいんやろ！しゃーないな、うちが先でええよ。｣


…ってうち何も考えて無かったやん。


｢…まさか寿々歌、何も考えてなかった？｣


｢そ、そんな事ないで！…あさかれおの[あ]｣






｢………あいして…、｣



涙が溢れたのは何故―…

…届け【稜駿×凜】→←考えたら解る？【憧弥×緋梨】2014

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す