U＆Ｉ 〜you and I〜【天てれ短編集】

02 ページ8

Aside



どうしよう・・・・




羅夢、絶対勘違いしてる






私が好きなのは裕太、一磨じゃない





確かに一磨には話聞いてもらったり相談乗ってもらったりしてるけどさ。




そういう感情は全然ない。







「あー、もう！！」




気付けば声に出てて、





一磨「何やってんだよ笑」




というあいつの声。









一磨「・・・・・で？羅夢とケンカした原因は何だよ」



「一磨には言えない」




一磨「はぁ？なんでだよ笑」




「だって・・・・一磨が関係してるもん」





一磨「ますます分からん」





言えるわけないじゃん！！




羅夢が一磨を好きなんてさ。






一磨「ま、とにかく誤解を生んだなら解かなきゃな」




「うん・・・」




一磨「頑張れ」




一磨って変に優しいよね。笑





「ありがと」





一磨「ん、じゃな」









そうやって楽屋のドアを開けた瞬間――





私は、見てはいけないものを見てしまった。

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