U＆Ｉ 〜you and I〜【天てれ短編集】

歌姫なきみ(メロ×次元)2009設定 ページ15

【笹村桜莉@遼七勇優様リクエスト】


次元side



2009年。



天てれ3年目になって、中1になって。






同期でそばにいて、そして俺が大好きなあいつは、いつの間にかどんどん歌が上達した。




『歌姫』と呼ばれるくらいの存在にまでなった。









――そう。





大好きな、メロディー。









『hello♪これからよろしくね♪』




2007年出会った当初、正直言ってこいつはただの人間じゃないと思った。





きれいに出す高音、誰と歌っても響くハーモニー。








そんなメロに俺はどんどん惹かれて行き、そのまま2年時が経って、







今。









男なんだ、さっさと言っちまえ。





フラれるなら、さっさとフラれちまえ。






俺は、メロに告白することに決めた。








収録が終わって、メロを呼び出す。







「ごめん、ちょっといい？」




メロ「oh,どうしたの次元？」






「ずっと言いたかったことがあってさ」




メロ「なになにー？？」






「・・・・メロ！！



　 ずっと前から大好きです、よかったら俺と付き合って下さい！」






メロ「えっ・・・」




と大きな目をさらに大きくして驚くメロ。





「ごめんっ、急に言われても困るよね」









メロ「わたしからも言わせて、




　 わたしも次元が好き」







え、






「じゃあ・・・」







メロ「お付き合いってこと♪」









歌姫なきみと、やっとのことで結ばれました。

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