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いつも約束してた場所に着けば、Aとのことを思い出していた。
やっぱ居らんよな…。
俺は膝に手を着いて、久々に走って上がっていた呼吸を整えた。
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「…とも、くん……？」
バッと顔を上げると、ずぶ濡れのAが立っていた。
嬉しそうな、でもちょっと複雑そうな顔をしていた。
神「傘忘れるなよって言うたやんか…」
「っ、ごめんね…」
神「ずぶ濡れやんか。風邪引いたらどうすんねん」
「ともくんだって濡れてるじゃん」
神「え……あ、」
傘を届けに行くことに必死やったから、傘を差すのを忘れとった。
2人でずぶ濡れになってて、何故かそれがおかしくて2人で笑いあった。
神「そこの屋根の下行こか。」
「うん！」
近くにあったお店の下で雨宿りしようと、2人でそこに移動した。
ふとAの手を見ると、小刻みに震えてて、唇やって色が変わっていた。
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なあ、Aを温めてやることはもう俺には出来ひんのかな。
……昔に戻りたい、あの頃に戻りたいと強く思った。
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神「…雨止まへんな」
「うん。…ともくん、仕事は？」
神「さっき終わった。今日は雑誌の撮影しかないから早いねん。」
「そっか…」
Aは俺の顔を見て、頑張ってるんだね と笑顔で言った。
こうしてAの隣にずっと居りたい。
…ずっと、なんて無理やから せめてAと一秒でも長くここに居りたい。
そう思ってしまう俺は欲深いんかな。
Aは止まない雨を見つめていた。
久しぶりに見たAの美しい横顔に、俺は見とれていた。
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神「Aは今幸せ…？」
「え…？」
神「…幸せ？」
「…どうかな。……ともくんは、？」
神「俺は……Aと居た時の方が幸せやった。」
「…っ、」
Aは静かに涙を流し、俺に見せへんようにゴシゴシ手で拭っていた。
…期待しても、ええかな？
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神「A、俺…お前のこと___________ 」
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____好き という事実通り過ぎて 今ではもう愛してる
AAA 「恋音と雨空」
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終わり
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もんちくん☆ - うわー！ありがとうございますっ！返ってきてスマホ開いたら書いて頂いててびっくりしました！しかも神担で！もう最高でした！ありがとうございました！ (2017年5月30日 18時) (
レス) id: 4e0bba61ce (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - もんちくん☆さん» リクエストありがとうございます(o^^o) 恋音と雨空×神ちゃんにしてみました。いかがだったでしょうか？ (2017年5月29日 14時) (レス) id: 46d17f45ab (このIDを非表示/違反報告)
もんちくん☆ - リクです！AAAの恋音と雨空で出来ますかね？できたらよろしくお願いします！ (2017年5月23日 23時) (レス) id: 4e0bba61ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる。 | 作成日時：2017年5月17日 23時
