恋音と雨空 T.K ページ7
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神「はぁ……」
君は今、どこで何してるんやろうか。
そう考えるとため息をついてまうねん。
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重「ため息なんてついて、何かあったん？」
雑誌の撮影が終わって、隣に座ってたシゲに話し掛けられた。
神「ん？ 別に何もないで」
重「どうせAちゃんのことやろ？」
神「…シゲには何でもお見通しなんやな。」
重「何年ずっと一緒にいると思ってんねん。」
神「ははっ、せやな。」
俺がふと窓に視線を逸らすと、まだ雨は止んでへんかった。
重「雨？」
神「…あ、おん。もう何日も止まへんなあって。」
重「淳太くんは雨が好きなんやで！」
「へえ、」
今は淳太くんの話はええわ。←
俺はAの事を思い出していた。
俺がいっつも雨やでって言ってんのに、傘を忘れて出ていくA。
何回届けたか分からへんけど、渡す度にAは笑ってたな。
今はちゃんと傘、持っててんねやろか。
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重「今でも好きなら好きって言えばええのに。」
神「そんなん言えたら俺やって楽やわ。」
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今、あの場所に行けば会えるんかな…？
なぁ、会いに行ってもええかな？
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重「本降りになってきたな。」
神「…俺、先帰るわ」
重「ん。マネージャーさんには俺が言っとくわ。」
神「シゲ、ありがとう…！」
俺は持ってきた折りたたみ傘だけを持ち、スタジオを飛び出した。
重「ちょっ、神ちゃん！荷物！！」
後ろからシゲの声がしたけど、俺は無視して走り続けた。
ごめんな、シゲ。
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重「荷物どうすんねん……」
淳「あれ？神ちゃんは？」
ちょうど撮影が終わった淳太くんは神ちゃんがすれ違いになったから、この状況を理解してへん。
重「……未来を変えに行った。」
淳「……はぁ？」
だって、それしかないやろ。
なあ、神ちゃん？
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もんちくん☆ - うわー！ありがとうございますっ！返ってきてスマホ開いたら書いて頂いててびっくりしました！しかも神担で！もう最高でした！ありがとうございました！ (2017年5月30日 18時) (
レス) id: 4e0bba61ce (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - もんちくん☆さん» リクエストありがとうございます(o^^o) 恋音と雨空×神ちゃんにしてみました。いかがだったでしょうか？ (2017年5月29日 14時) (レス) id: 46d17f45ab (このIDを非表示/違反報告)
もんちくん☆ - リクです！AAAの恋音と雨空で出来ますかね？できたらよろしくお願いします！ (2017年5月23日 23時) (レス) id: 4e0bba61ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる。 | 作成日時：2017年5月17日 23時
