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崇「Aちゃん、起きて」
崇裕さんに起こされて、まだ暖かい布団から出ると崇裕さんは笑顔でこう言った。
崇「外、見てみ」
私が襖を開けると、太陽が出ていて、久々の晴れの陽気だった。
「晴れましたね…」
崇「せやな。
もう雪は降らんけど、Aちゃんにはずっとここにいてほしい。あかんかな…？」
「……あかんくないです、」
私が答えると、崇裕さんは微笑んで私の手を握った。
崇「ずっと、ずっと一緒にいよな。」
「はい…！」
暫くの間 2人で手を繋ぎ、縁側に座っていた。
私が小さな声で歌うと、崇裕さんは目を瞑っていた。
崇「ふふ、綺麗な声やね」
崇裕さんは、私の頭を優しく撫でてそう言った。
「……いつか、この声が出なくなっても愛してくれますか…？」
崇「当たり前やんか。」
崇裕さんは笑って、その大きな手で私の頬に触れた。
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「暑くなりましたね」
崇「せやなぁ…」
時が経つのは早く、木々たちが青く輝く夏になった。
家の近くの畑で、2人で野菜を採りに来ていた。
崇裕さんは野菜を選び、その野菜を籠に入れていて、私は雑草を抜いていた。
________バタッ
何かが倒れたのか、落ちたのか分からなかったけど、私の後ろの方から音がした。
振り向くと、崇裕さんが倒れていた。
私は崇裕さんのところへ駆け寄り、意識があるか確認した。
「崇裕さん！！…崇裕さん！ 起きて！ 崇裕さん……っ！」
崇「ちょっと……目眩が、」
「崇裕さん…っ！！」
崇「大丈夫…やから、」
崇裕さんは苦しそうに、笑った。
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私が彼を支え、なんとか家に帰ってきて、今は布団に横になっている。
おでこに当てた冷えたタオルを何度変えても、崇裕さんは目を閉じたままだった。
「……なんとかしなきゃ、」
崇裕さんの顔を見て、私は覚悟を決めた。
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もんちくん☆ - うわー！ありがとうございますっ！返ってきてスマホ開いたら書いて頂いててびっくりしました！しかも神担で！もう最高でした！ありがとうございました！ (2017年5月30日 18時) (
レス) id: 4e0bba61ce (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - もんちくん☆さん» リクエストありがとうございます(o^^o) 恋音と雨空×神ちゃんにしてみました。いかがだったでしょうか？ (2017年5月29日 14時) (レス) id: 46d17f45ab (このIDを非表示/違反報告)
もんちくん☆ - リクです！AAAの恋音と雨空で出来ますかね？できたらよろしくお願いします！ (2017年5月23日 23時) (レス) id: 4e0bba61ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる。 | 作成日時：2017年5月17日 23時
