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私の負け ページ43
多「え?なっ…何?」
まあ、そうなるよな
『サプライズ、ありがとうございました。おかげさまで最高の 27歳ですっ』
多「そっか。めっちゃ嬉しいわ、良かった」
そう言って無邪気に笑う
私はこの笑顔が苦手だった
白先生とどこか似ていて
思い出してしまって
どうしようもなくドキドキしてしまうこの顔が
でも、今はもっと見たいとまで思ってる
『私の負けですね』
多「え?何が?」
あの日酔った勢いで交わした約束
多田さんに惚れたら私の負け
『惚れへん自信あったのに……』
多田さんが苦手だった
今までずっと関わりたくないと避けていた
芸人同士の恋なんかあり得へんと思ってた
でも…
胸が耐えられない
今は心の奥がこの気持ちを伝えたくてどうしようもない
『私、……
、
、
、
“多田さんが大好きみたいですっ”
、
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作者名:このこ | 作成日時:2020年7月23日 17時