・ ページ5
その人はきょとんとした様子でボクを見ている。
乱「ねぇ、あなたのお名前は？ここの刀剣男士なの？」
つい早口で捲し立ててしまったけど、その人は優しく答えてくれた。
『…A。俺の名前。一応、ここの刀剣男士…君は？』
乱「ボクは乱藤四郎！粟田口派の短刀だよ！Aさんは…脇差とか？打刀だったりする？」
この人…Aさんは、華奢な人だと思う。「この人は女の人だよ」って言われたら納得しちゃうくらいには。
『ううん、俺は薙刀』
乱「な、薙刀っ！？こんなに細いのに…！！」
びっくりしちゃった。こんなに線の細い人が、あの大きな薙刀を振り回しているところが想像できない。
だって、薙刀と言えば…本丸の中でもトップクラスに体格の良い岩融さんや巴形さん、静形さんが使うような大きい武器でしょ？
そんなことしたら折れちゃいそうだもん、Aさん。
乱「Aさん、本当に？実は脇差でしたとかじゃなくって、本当にあの大きい武器を振り回してるの？」
『うん、ほんとだよ。振り回すのも得意』
乱「そうなんだ…！ボクなら絶対できないよ、すごいすごいっ」
ボクがAさんの手を取ってそう言っていると、あることに気が付いた。
乱「…Aさん、袴すっごく可愛いね！こういうの、好きなの？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たまみさん - ななりさん» 申し訳ありません、設定します。ご指摘ありがとうございました。 (2023年1月19日 22時) (
レス) id: 80fcfc979c (このIDを非表示/違反報告)
ななり(プロフ) - r18要素を書く際はちゃんとr18設定にした方がよろしいかと、、 (2023年1月16日 12時) (レス) @page18 id: 40f404ad6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
