第13話 入学初日 ページ14
コツ コツ コツ コツ。
ローファーの音が軽快に廊下に響く。その音だけで威圧感が感じられるのはこの三人の雰囲気のせいだろう。
「雄英広すぎぃ…まぁNRCの方がデケェけど」
「謎の対抗心が産まれるのは何故でしょうかね」
「お前達、そろそろ教室に着きますよ」
「はぁ〜い」
目の前に立ちはだかるどんな個性の持ち主でも通れる様に設計された大きな扉を開けるという動作だけでも大変で一苦労だ。
そんな訳も無く、目の前、入り口の真ん中で会話をする生徒、クラスメイトが邪魔だ。
「すみません。そこを通して頂いても？」
「あ、はい！」
威圧感を与えない様に微笑んで優しく言っている筈なのに、後の双子の圧で顔を真っ青にして道を開けた。
なんかすみませんね、うちの双子が…
私達の席は一番後で、壁側の席の方から私、ジェイド、フロイドという順番だ。
私は席に付き、ノートを広げた。
モストロラウンジのメニュ案とモストロラウンジの設計を考える為だ。
ツイステッドワンダーランドでのモストロラウンジはどんな感じだったかは、アズールに教えて貰ったので大半は私一人で平気だが、細かい所まで近付けたい私は双子に協力を求む。
「あれぇ？モストロラウンジの準備すんの？」
「えぇ、アズールに大半は教えて貰いましたが細かい所まで近付けたいので」
「情報提供ということですね。了解しました」
「では、まずはモストロラウンジの設計からお願いします」
「やっぱさぁ〜モストロラウンジといえばぁ！水槽だよねぇ！たまにオレ達泳いでたし！」
「えぇ。水といえば、オクタヴィネル寮は海の中にあるのでラウンジの窓から見える珊瑚は温度調節や魚の育成は必要なかったので楽でしたが、今回は陸。
珊瑚や魚の育成に加え温度調節が必要となってきます」
「成る程」
「あとねぇ、大方のキッチン担当はオレでしょー、接客はジェイドォ！」
「アズールはVPルームで帳簿を付けたりしていましたね」
そんな感じで双子の話を聞き、ノートに書き込んでいると担任の相澤先生が来て、早速テストを行うと告げられた。
「あのせんせーイモムシみてぇ」
「おやおやフロイド、それは言ってはダメですよ」
入学式でもガイダンスでも無く、始まったのは個性の仕様が出来る体力テスト。
先ずは爆豪さんのボール投げのお手本から
「死ねぇ！！」
掛け声がヒーローになるそれとは思えない。
記録は705.2ｍ。
「まず自分の「最大限」を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
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百華夜(プロフ) - tamaさん» あぁぁああああ！！！(便乗の精神) (7月1日 23時) (
レス) id: 4a0468ad2f (このIDを非表示/違反報告)
tama(プロフ) - あぁぁああああああああああ!!!!!(発狂中 (7月1日 23時) (レス) @page37 id: 816a979284 (このIDを非表示/違反報告)
百華夜(プロフ) - tamaさん» コメントありがとうございます！…出ちゃいましたアズールw実はこの小説、第35話を書きたいがために作ったんですよねw。頑張って心臓を動かしてくださいね！？更新頑張ります！！ (7月1日 23時) (レス) id: 4a0468ad2f (このIDを非表示/違反報告)
tama(プロフ) - ハイ!頑張ってください！(二回目） (7月1日 23時) (レス) id: 816a979284 (このIDを非表示/違反報告)
百華夜(プロフ) - 瀬白さん» コメありがとうございます！それは作者の悪意の塊の産物ですねw反省もしていないし後悔もしていませんw！更新頑張ります！ (7月1日 23時) (レス) id: 4a0468ad2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百華夜 | 作成日時：2023年5月10日 17時
