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手を引かれて部屋の中に入った。

「ありがとう!」
テテがスタッフさんに優しくお礼を言った。

私もお辞儀をしていたら
ドアが閉まったと同時に手を引っ張られて
テテとドアの間に挟まれた。

「痛いよ。どうしたの?」

(テテの顔、前髪で目がよく見えないけど
泣いてるの?)

「Aヌナ、目の上どうしたの?」

「どうしたのって?昨日も言ったでしょ?
つまづいて、、、」

「嘘つくな!」

テテの大きな声と
ドアに手をついた音にびっくりして
体がビクッと反応した。

下を向いてじっとしていたら
両手をほっぺに当てて上を向かされた、

目の上のあざを撫でながら
「これ、俺のせいなんでしょ?」
って言ってきた。

(もめてたこと聞いたみたいだな…)

「テテのせいじゃないよ。」

「だったら何があったのか
ちゃんと説明して?」

ホントの事を説明した。

何も言わずに聞いていたテテが
急に抱きしめてきた。

「やっぱりおれのせいじゃん……
ほんとにごめん……」

「テテのせいじゃないよ。大丈夫だから」

私もテテの事を抱きしめた。

「テテ?私、すごく嬉しかったんだよ?
その時ちょっと浮かれちゃってて、
ちゃんと対応できなかった私が悪いの。
だからテテは気にしないで?」

私もテテのほっぺに両手を添えて
目を合わせた。

(テテ、やっぱり泣いてたんだ。
目に涙溜まって赤くなってる。)

「次からは気をつけるから。
もし何かあったら嘘つかないで
ちゃんと言って欲しい。」

「うん。わかった。
私も気をつけるから!
嘘ついてごめんね。」

(逆に心配させちゃったみたい…)

テテのほっぺをむぎゅーってして笑ってみた。

「可愛い。」

そういいながらキスされた。

「んんっ……」

初めは優しいキスだったのに
段々と激しくなってきて、
息ができなくて、口が開いた。

「はぁ………」

(!!?)

口の中に舌が入ってきた…

びっくりして離れようとしたら、
テテに抑えられた。

恥ずかしくて舌を引っ込めるけど
テテが追いかけてくる……

「…んん……はぁ……」

部屋にはキスの音と2人の吐息が響いてる…

身体の奥が熱くなる……

呼吸が追いつかなくて、
ホントに苦しくなってきた……

「テテ……もぉダメ……」

テテが止めてくれた。

2人ともはぁはぁはぁと呼吸が乱れてる。

「ごめん…俺、今日ダメかも……」
テテが小さな声で言った。

「えっ?」
って聞くと

「なんか……今のやばかったね!」

(慌てて誤魔化したけど私、聞こえたょ……)

*33(テテside)→←*31(テテside)



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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , テテ   
作品ジャンル:タレント
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作者名:BTS-tt | 作成日時:2017年10月16日 23時

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