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エレベーターを降りて右に曲がったら
少し向こうにドアから覗いてるジミンが見えた
その姿が可愛すぎて思わず笑った。
s「あとは分かりますよね?」
「ジミンさんのところですよね。」
スタッフさんが呆れた様な表情で頷いた。
「案内ありがとうございました。」
部屋はすぐそこのはずなのに
すごく遠く感じる。
1歩1歩近づくにつれて
ドクンドクンと胸も大きな音がする。
「どぉーぞっ!」
部屋の前に着くとジミンが
ドアを開けてくれた。
(ジミンが開けてくれるとか贅沢すぎ)
部屋に入ると、、、
あれ?誰もいない?
ドアを閉めて後ろから来た
ジミンが笑った。
「テヒョ〜ン!頼むから笑かさないでくれ。笑」
ジミンが部屋の隅に隠れてたテテ
を引っ張り出してきた。
私は思わず笑ってしまった。
(テテ可愛すぎる!)
私が笑ったのを見て
テテも手で顔を隠しながら笑った。
(相変わらず綺麗な手、、)
「じゃ〜俺、自分の部屋戻るゎ。
後は2人でごゆっくり〜」
「ありがとう。」
「ありがとう。」
テテと私でピッタリシンクロした。
「あはは。2人とも息ぴったりだね〜。
どういたしまして。Aヌナ、またね」
ジミンに手を振って、
テテの方を振り向こうとしたら
後ろから抱きしめられた。
「いきなりごめん。
ずっとこぉしたかったんだ。」
テテの鼓動が背中から伝わってくる、、、
(テテすごくドキ ドキしてる、、)
私の向きを変えて顔をのぞきこんできた。
「Aヌナ、すごく会いたかった。」
(恥ずかしすぎる、、)
「私も会いたかった。」
「チュッ…」
テテがおでこにキスしてくれた
そしてさっきよりもっと強く抱きしめられた。
「テテ、、ちょっと苦しいよ…」
「あっ!ごめんごめん。」
2人で笑った。
いつもみてたあの四角い口だ、、、
今ほんとに目の前にいるんだ〜。
「わぁ〜。ホントに目の前にいるんだ〜
って思ってるでしょ」
「なんで分かったの?!私声に出てた?!」
「イヒヒ。別に俺だって普通の人間だよ?
ただちょっとテレビに出てるだけだよ」
「それが普通じゃないんだってば!」
部屋に入るまでドキドキしてどうしようとか
思ってたけど全然普通に話せてる。
テテがそぉいう雰囲気にしてくれてる。
勝手に遠い存在とか思って身構えてただけで
仕事じゃないテテってほんと普通の男の子だ。
顔はそのままテテだから時々ドキっとするけど、
話してるとすごく落ち着く。
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作者名:BTS-tt | 作成日時:2017年10月16日 23時